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300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

2冊目『十八番リレー』より鶏レバーのクリームソテー

[2-5]『十八番リレー』より5回目「鶏レバーのクリームソテー」(p.30~)

高山なおみ、川原真由美 著、NHK出版発行、スタイリング 大畑純子、写真 広瀬貴子、企画・編集 鷲尾有子

何でも美味しく食べられるが、あえて買わなくとも、自宅で食べなくともよいかなぁと思う数少ない食材の一つがレバー。焼き鳥店やお店では頼んで食べるのに、家で食べることにはあまり関心が無いという不思議な立場の食材。なんでだろう。さておき今宵は、昨年友人に美味しいレシピをリクエストされたまま今に至っているレバー料理に挑戦。

『十八番リレー』ではレバーの下処理、名脇役となる玉ねぎ等の火の入れ方を学びましょうという回。

まずは新鮮なレバーを手に入れることから、この料理は始まる。生まれ育った京都では毎日捌きたてのレバーがお店に並んでいるけれど、いま住んでいる都区内の某スーパーには週に数日のみの入荷。今日たまたま棚に並んでいたので、作ってみることに。今回もメインのレバー以外に特別な素材は必要ないけれど、粒マスタードと生クリームは入れてほしい。その他に、ことこと時間をかけて煮る料理ではなく、火を入れ始めたらあっという間に出来上がるので、調味料など材料の計量、野菜の包丁仕事は予め済ませておくことも大切。

生クリームとバターも使うが、つけ添えの雑穀入りバターライス(レシピ付き)からほのかに香るローリエの甘やかなにおいとあわさって、レバーのぷりっとした食感は残したままに、あっさりと食べやすい味に仕上がった。うん。これは美味しい。では、貴方はこれよりレバーに永遠の愛を誓えるかと言われると、まだ即決は出来ないけれど、この食材をもう少し愛して良いなと思えるレシピ。自分ひとりのためだと作らない料理でも、誰かとの関わりの上で作りたい、作ろうと思い出会える料理(レシピ)は確かにあって面白い。

つけ添えは本書第2章の「小松菜のひたし3種」より、ごま油と塩等で仕上げたもの。

鶏レバーのクリームソテー

料理日記