300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

3冊目『ケンタロウのいえ中華』よりかんたんえびチリなど

[3-1]『ケンタロウのいえ中華』より1回目「かんたんえびチリ」(p.44~)、「シャキシャキセロリ炒め」(p.33~)、「小松菜の貝柱あったか和え」(p.80)

ケンタロウ 著、講談社発行、スタイリング 肱岡香子、写真 白根正治、編集 安武晶子 2002年5月15日発行 2014年5月21日第14刷発行

このブログをはじめて初の男性料理家にして、現在は活動休止中のケンタロウの数多ある料理本より『ケンタロウのいえ中華』を紹介する。初版より12年間で14刷発行と未だに愛され続けているケンタロウによるおうちで作るごはんの楽しさが詰まった一冊。

本文に「ちょっとしたコツだけで、料理は何倍にもおいしくなる。(中略)知識があってもなくても、おいしいものさえ作れればそれでいい。だからほんのちょこっとのコツ。そのちょこっとのコツが分かれ道」(p.9)を表すために、各レシピ料理名の下に一文が添えられ、おいしいく作るためのポイントがあげられている。

材料の計量、下ごしらえが済んでいれば短時間で作れるし、中華なら複数お皿の並んでいる方が、にぎやかなので、この本からは一日につき2〜3品を作ってみる。

「小松菜の貝柱あったか和え」(p.80~)

干し帆立の代わりに帆立缶を使うことで、あっという間に出汁のきいた和え物を作れる。少量と記されているニンニクは本当に少しだけ使うこと。(生を入れるため、かなり強い味と香りが残る)

「シャキシャキセロリ炒め」(p.33~)

セロリを炒めて調味料で味付けするだけなのだけれど、それだけで説明出来ない味が出せるレシピ。こちらもニンニクが入るが、炒めていることと、セロリが全てにおいて勝っているので、ほとんど気にならない。冷めても美味しいので、お弁当にも使える品。

「かんたんえびチリ」(p.44~)

こちらも調味料を合わせて、エビの下処理を済ませれば5分以内に仕上げることが出来る、みんなが大好きなおうちご飯レシピ(こちらもセロリ炒めと同じくお弁当にも使える)ところで、本日スーパーでブラックタイガーを買い、背わたの処理しようとしたら既に背開きされわたは取り除かれていた。そこまで品代に含まれているのか…東京の食材店すごいな。

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