300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

4冊目『有元葉子のひき肉料理』よりねぎワンタン

[4-3]『有元葉子のひき肉料理』より3回目、ねぎワンタン(p.56~)

有元葉子 著、株)ポプラ社発行、スタイリング 千葉美枝子、写真 邑口京一郎、編集 松原京子 2012年10月20日発行

昨日大阪の友人より連絡があり、急きょ東京で会えることに。久しぶりに関西弁で話していたからか、夏バテか飲み過ぎのせいなのかあまり食欲がなく、こういうときは何にしようとページをめくっていて、有元先生が「1人10~15個はペロと食べてしまいます」と書いておられるワンタンを選ぶ。

ワンタンの皮を買ってきたつもりが、餃子の皮(しかも厚め)だったので、水をつけて閉じたこと、皮を巻く時に割り箸を使わなかったこと以外はレシピ通りに作る。長ネギを白髪ねぎに切る最中は、家庭では白髪ねぎなんて不要じゃないのか、九条ねぎのみじん切りでは駄目なのかと呟いていたが、一口食べた瞬間にこ納得。どっさりのせた白髪ねぎと針しょうがと一緒に食べる出来立てほわほわのワンタンは、お酒飲む間もなくお皿がきれいになるほどの味。

餃子を作るのも食べるのも好きだけれど、野菜をみじん切りにしたり、ねばりが出るまで材料を混ぜなきゃいけないので手が汚れるのも面倒だという、ほんの少し疲れた時におすすめのレシピ。白髪ねぎを切るのに少し神経を使うものの、あっという間に出来るし、おいしいおうちごはんに元気をもらえるから。

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