300と数十日の食卓

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4冊目『有元葉子のひき肉料理』より鶏団子とかぶの煮物

[4-4]『有元葉子のひき肉料理』より4回目、鶏団子とかぶの煮物(p.42~)

有元葉子 著、株)ポプラ社発行、スタイリング 千葉美枝子、写真 邑口京一郎、編集 松原京子 2012年10月20日発行

昨日までのうだるような暑さが少し落ち着いた曇りの火曜日。早くも身体が冷房に疲れているようなので、ブログを始めて初の和食、煮込んでいる最中の出汁の香りがやさしい「鶏団子とかぶの煮物」を作る。

特別な材料はなし。茎も余すこと無く使えるし甘みのある蕪が最良の材料だけれど、春キャベツに代えても美味しそうだ。その他として、3~4人分の出来上がり分の材料で溶き卵1/2個分という指定がある。以前は溶き卵1/2などと書かれているとすこし不安になった。美味しくつくるためにどうしても譲れないポイントだとはわかっている上で、残された半分の卵はどうしたら良いのだろうと考えてしまったからだ。今は、翌日の汁物に卵とじとして、チャーハン、卵料理を作るときに加えたっていいんだからと柔軟になってきた。出来上がった煮物の出汁は麺類との相性もよさそうだったので、明日の朝食はこの煮物に醤油少々、細めの麺を加えてさっと火を入れた後に、溶き卵を流し入れたものを作ってみようと思う。

そろそろ旬が過ぎる青森の蕪と、鶏ひき肉のあっさりした食感にショウガとネギの薬味が加わった団子を出汁で煮るだけで出来上がる、なにかの加減でどこかが疲れているときに食べたくなるほんわりとした和のお味。

鶏団子おかぶの煮物

<料理日記>