300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

4冊目『有元葉子のひき肉料理』より煮ておく肉みそ

[4-7]『有元葉子のひき肉料理』より7回目、煮ておく肉みそを使った料理(p.66~)

有元葉子 著、株)ポプラ社発行、スタイリング 千葉美枝子、写真 邑口京一郎、編集 松原京子 2012年10月20日発行

身体の芯の部分がどうも重くて、しばらく様子をみていたが、どうやら同僚から風邪ウィルスをもらった模様。あまり手間のかかる料理はしたくない時のお助けレシピであり、有元先生の本だけあってどの料理も美味しく出来上がる本書より最後に紹介するのは常備菜の「煮ておく肉みそ」。

特別な材料は要らないが、有元先生の定番、メイプルシロップを使って甘みとコクを出す料理。調味料をひとつ加えるごとに味見をするが、さすがに完璧なレシピ。材料にある味噌に指定はなかったので信州味噌を使ったがとても、とっても美味しく仕上げることが出来た。お酒の好きな方はこの肉みそだけで杯が進むこと請け合い。

・「肉みそ」レタスそばの肉みそがけ

肉みそを使ったアレンジレシピを作る。材料の第一候補にあげられているえび麺を手に入れるには都区内でも特定の店舗に出向かねばならないので、細め生中華麺を使う。好みにより、材料の指定分量より多めにレタスを使って、しゃりしゃりした食感や野菜不足感を補うもよし。これさえあれば、葉野菜を切る、麺を茹でる、肉みそと和えるの3ステップで完了する上に、美味しいおうちごはんを作れる。仕上げや、食べている最中に辣油を少々ふれば、辛味もあわさってさらにたまらない味の、自分へのご褒美ご飯が出来上がる。

f:id:mutsuki:20160708

<料理日記>