300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

6冊目『小林カツ代の料理のコツ』よりチキンソテー

[6-4]『小林カツ代の料理のコツ』より4回目はチキンソテー(p.82~)

小林カツ代 著、株)PHPエディターズ・グループ 発行 撮影 添田明也、料理監修・制作 本田明子、中島さなえ 2016年7月5日第1版第1刷発行

本夕はスケジュールを駆け足で消化させつつ「5.ソテー、それぞれのコツ」の章より、肉を焼くことの難しさを学ぶ。

食材にほどよく火を通す術を家庭でもうまく行うために大切なポイントが幾つか紹介されているが、まず下処理をした鶏肉はアツアツのフライパンに投入すること。必ず皮目から焼き始めるのは、脂がつまった皮は強火でも焦げにくく火の通りも遅いから。ここで怖がらずにじっくりと焼くことで美味しく仕上げられる。本書でも記されているように焼き色がしっかりとつくまで火を入れることって思いのほか難しいけれども、ここは我慢。その他のポイントは書籍にて。

ソテーした新ジャガとアスパラを添えて食べると美味しいが、出来上がりのタイミングを計算し間違えアスパラを準備している間に鶏肉が縮まってしまった。自分の作った料理に反省するのは久しぶりだったけれど、こういう失敗も、そして失敗した原因を知ることも料理上手への一歩。結果オーライ。

一年に一度の定期検査その他を済ませ、手早く食事を済ませた後は先日のライブ後に酔いに任せて買ったチケットで、ほぼ10年ぶりにband tomovskyを聴く。生で聴くベースのうねる低音だとか、その場の空気にあわせて生み出される音の楽しさにこころも身体も心地よく跳ねる。ステージ上のメンバーの変わらない姿を見られて安心して、満足出来たので、またしばらくライブハウスに通わなくとも頑張れる。大丈夫。

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<料理日記>