300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

8冊目『バラッツ流!絶品スパイスカレー』よりスパイシーキチンカレー

[8-1]『バラッツ流!絶品スパイスカレー』から初回はスパイシーチキンカレー(p.16~)

メタ・バラッツ著、ナツメ社発行 撮影 今清水隆宏、スタイリング 宮崎夕霞、編集 吉原信成/梅津愛美、 2016年7月4日第1版発行

ネットをさまよっていて偶然知った本書の発刊記念イベントに先日参加してきた。先々代が日本で立ち上げられた株)アナンの料理キット「カレーブック」には、今のようにスパイスから調合してカレーを作る前から随分とお世話になってきたし、オリジナルブレンドスパイスのカレー粉は今でもよく使わせていただいている。今回はご本人よりいろいろなお話を直接伺えたこともあり、いつもとは違うセレクトで再現していく。

まずは基本のスパイシーチキンカレー(p.16~)から再現。レシピの前に押さえるべき3つがしっかりと記されているし、火加減は明記されていないものの2ページにわたって12枚のプロセス写真が掲載されているので照らし合わせて調理をすすめていけば、間違いなくおいしいチキンカレーが出来上がる。煮込んでいる間に数品の副菜も作れるので、時間がかかると思わずに、しめしめと捉えよう。

調理時間:50分ほど

主な材料:下の画像の他にココナッツミルクとプレーンヨーグルトが入る。ホールスパイス、パウダースパイスのどちらも入手しやすいものばかり。

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出来上がった料理:カレーを煮込んでいる間に作った大根のサブジ(p.43)クッチュンバー(p.46)を添えて。

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いろいろなチキンカレーを作ってきたが、こちらも手軽な材料でこくもあって美味しく出来上がり嬉しくなる。インド料理はスパイスであえた野菜がいつも作る料理と違う表情で、単体でもおいしいしカレーと混ぜて食べると更に美味しくなったりするので一口ごとがとても楽しい。

家での休養が主な月曜から梶尾真治さんの『怨讐星域』(星雲賞受賞作)を読み始める。『OKAGE』、『おもいでエマノン』ぶりに読むけれど相変わらず読ませる作家さん。面白くてあっという間にI部を読み終えⅡ部に。明日の予定を考えて寝なくてはという大人の思惑を押し切って読み続けたくなる。が、昨夜も体力が持たずページをめくった姿勢で寝ていた。

<料理日記>