300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

15冊目『わたしの作りおき便利帳』より2回めはたらこのオイル漬けの展開

[15-2]『わたしの作りおき便利帳』より2回めはたらこのオイル漬けで2品

阪田阿希子著、株)宝島社発行、 撮影 公文美和、デザイン 渡部浩美、スタイリング 佐々木カナコ、編集 中村直子、宮本香菜、松尾はつこ 2016年10月10日第1版発行

休日につき、用事を済ませた後、夕方からはのんびり自宅時間で2種のレシピを再現した。

調理時間:①たらこのパスタはスパゲティを茹でる時間プラス1分ほど。②タラモサラダはじゃがいもの茹で時間によるが、20分強。

主な材料:①たらこのオイル漬け、スパゲティ、レモン汁、ナンプラー、オリーヴオイル、香菜、②たらこのオイル漬け、じゃがいも、玉ねぎ、サワークリーム、レモン汁、塩等

調理の流れ:①スパゲティを茹でる間に、たらこのオイル漬けを薄皮から外しオイル、レモン汁、ナンプラーを加え混ぜる。固めに茹で上げた麺を和える。②タラモサラダ:皮付きのまま茹でたじゃがいもは皮をむき、つぶす。薄皮を外したたらこのオイル漬けに、オイル、レモン汁を予め加え混ぜておき、じゃがいも、みじん切りにした玉ねぎと混ぜあわせる。サワークリーム、塩などで味を調整する。

出来上がった料理:②タラモサラダから。いつもはヴィネガー、塩、オイルで味を整えているが、レシピ通りにサワークリームが入ることでコクがでてワインが止まらなくなるお味に。

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①たらこのオイル漬けに加えてさらにレモン汁を加えることでたらこの臭みがなくなり、すっきりしたスパゲティに仕上がる。ナンプラーと香菜が入ることでアジア風になっているが、香菜が苦手な方は、万能ネギや大葉に代えても良いだろうし、お子様には仕上げに生クリーム少々加えても美味しい。

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5年ぶりだかにタラモサラダを作った。イギリス留学時代、デパートのデリで出会ってから気に入ってよく買っていたが、帰国後家庭でも簡単に出来ると知り、普段の食卓から簡単なホームパーティの時までよく作っていたっけ。これを口にすると初めて買ったロンドンのHarvey Nicholsが今でも思い出される。

午前中は久しぶりに新宿歌舞伎町に足を向けるが、昼でも不思議な雰囲気をまとった人が多くて、それがとても東京らしく、ある種の魅力を放っている。用事を済ませる時間だけで街の雰囲気を十分に満喫出来たのでそそくさと町を抜けて紀伊国屋書店へ向かう。本屋さん(と食材屋さん)に居ると気持ちが落ち着く。
<ごはん日記>