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300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

15冊目『わたしの作りおき便利帳』より最終回はたらこのオイル漬けの展開

[15-8]『わたしの作りおき便利帳』より8回めはたらこのレモンオイル漬けを展開

阪田阿希子著、株)宝島社発行、 撮影 公文美和、デザイン 渡部浩美、スタイリング 佐々木カナコ、編集 中村直子、宮本香菜、松尾はつこ 2016年10月10日第1版発行

使える作りおきがいっぱいのっている本書より、たらこのレモンオイル漬け(p.80~)を使って、わたし流の展開料理を2品作ってみた。

1)蒸し豆腐、たらこオイルがけ

1人分の材料:絹ごし豆腐(1/4丁)、たらこオイル漬け(1/4切れ)、レモン汁(小さじ1)、塩、オリーヴオイル、万能ネギ

調理時間:5分ほど

レシピ:①深めのお皿に豆腐をのせ、沸騰したお湯が5cmほど入った鍋に置き、フタをして弱火で5分ほど蒸す。②その間に、たらこのオイル漬けをほぐし、レモン汁、塩、オリーヴオイルで和え、万能ネギは小口切りにする。③豆腐の角が滑らかになったら取り出し、たらこソース、ネギをのせる。

出来上がった料理:食べてもあまり罪悪感のない温かいお豆腐料理。蒸すことで口当たりが柔らかく、お豆腐の甘みが強くなる。蒸した豆腐は塩とオリーヴオイルだけでも美味しいが、たまには新しい味で目先を変えるのもよい。万能ネギも大葉も無かったので画像ではクレソンを添えた。

f:id:mutsuki:201610st

2)アボガドたらこスパゲティ

1人分の材料:スパゲティ(80g)、たらこオイル漬け(半身)、アボカド(半分)、とびっこ(小さじ1)、クレソン、レモン汁、塩、オリーヴオイル

レシピ:①大きめの鍋にはった水を沸騰させてから塩を入れスパゲティを茹でる。②茹でている間に、スプーンで実をくりぬいたアボカド、ほぐしたたらこ、レモン汁、とびっこ、オリーヴオイルの順にボウルに入れてさっくり混ぜ合わせる。③茹で上がったスパゲティを②のボウルに入れ、クレソンを加えて手早く混ぜる。仕上げにオリーヴオイルをひとたらし入れる。

出来上がった料理:アボカドにたらこという鉄板の組み合わせに、ぷちぷちとした食感が楽しいとびっこを加え、クレソンのかすかな苦味で全体を引き締めた。生クリームを使わないオイル系のスパゲティだが、十分にクリーミーで年齢層を問わずに美味しく食べられる…筈(笑)

f:id:mutsuki:201610ats

本書のまとめに代えて:このblogで再現したものは豚肉か野菜を使ったものが多かったが、牛すね肉や鶏肉、シラスやあじの干物をつかった作りおきやタレのレシピも掲載されている。作り込んだ味にして保存するのではなく、塩、酢やレモン汁といったシンプルな味付けで漬込む作りおきが多いため、いざ料理をする段になって展開出来る幅が大きくて、とても使い勝手がよい。ひとつの作りおき料理に対して、3〜4品ほどの料理レシピが紹介されているのも便利。例えば肉と野菜の作りおきを一品ずつ週末にしておけば、平日の料理がぐんと楽になりそう。本日わたしが紹介したようにオリジナル料理を作れる楽しさをぜひ。

いつもより長い回数で紹介となったが、次回から和食の料理本を再現する予定。

昨日飛び込んだ訃報。まさかあの平尾さんが53歳の若さで空の向こうにいってしまうとは思ってもいなかった。10代の頃に父が福井県で出会い仲良くなり、いまだに親交のある山口さんが伏見工業高校ラグビー部監督をしていた時代、初全国制覇のニュースを受け、父の目に涙が浮かんだのを初めて目にした。それ以来家族で花園ラクビー場を訪れることが多くなり、2人の弟も自然とラグビーをプレイすることになるのだが、そう…平尾さんがいってしまったのか。

暑いのか涼しいのかよくわからない気温が東京では続いているが、札幌では昨日が初積雪。まだ秋よ、いかないで~!とコートを着こんだOLさんをはた目に願う。

みなさま、秋晴れの澄んだ空気を胸いっぱいすいこめる週末をむかえられますように。

<ごはん日記>