300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

17冊目『夏カレー冬カレー』より4回めはチキンとキノコのカレー

[17-4]『夏カレー冬カレー』より4回めはのチキンときのこのカレー(p.52~)

脇雅世、渡辺玲著、株)大泉書店発行、 撮影 南雲保夫、アートデレクション 中川純、スタイリング 八木佳奈、編集協力 平山祐子、 2012年6月20日第1版発行

脇先生のレシピ再現率が高いなぁとわかりつつ、今日もカレー粉を使ったレシピを再現。

調理時間:40分ほど

主な材料:鶏もも肉、マッシュルーム、しめじ、まいたけ、玉ねぎ、しょうが、にんにく、カレー粉等

調理の流れ:鶏肉はひと口大に、きのこ類はそれぞれ切り分け、玉ねぎは粗みじん切り、しょうがはみじん切りにする。フライパンに油を熱し、きのこ類と塩を入れ炒める。玉ねぎを入れて炒め、鶏肉を加えて更に炒める。しょうがとカレー粉を加え炒め、にんにく、水、固形スープの素を入れ煮る。最後にカレー粉を再び加え全体を混ぜ合わせる。

出来上がった料理:鶏肉の出汁をベースにして、3種類のきのこから出る旨味がすみずみまでいきわたったお味。ひと口食べると、カレーに負けず劣らない、きのこのおいしさが口のなかにふわっと広がり、嬉しくなって笑顔になる。もうひと口食べると、ああ、これは恋に落ちちゃう味!と想像しちゃうほど気に入る。美味しい。

f:id:mutsuki:201611cmc

苦手な食材が無いかわりに、好きな食材は枚挙にいとまが無いほどあって、きのこ類はその筆頭。イタリアのポルチーニ、日本の松茸の香り高さは別格として、普段使いでは舞茸が一番のお気に入り。レシピ指定のマッシュルームではなくエリンギを使ったが、きのこを何種類か取り混ぜてしっかり焼くだけで、ちょっとばかり沈んだ気持ちもどこかにふっとぶくらいに美味しく仕上げられる。こういうレシピに出会え、1日の終わりにおいしいごはんが食べられたら、それだけで幸せになれるね。

夕方からずっとBBC radioを聴いていたが、当確を受けてのスピーチを何度耳にしても実感がわかない。

<おうちごはん>