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300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

23冊目『まいにち小鍋』より7回めは豚肉とトマトの重ね蒸し鍋

[23-7]『まいにち小鍋』より7回め(最終回)は豚肉とトマトの重ね蒸し鍋(p.20~)

小田真規子著、ダイヤモンド社発行、 撮影 高橋進、ブックデザイン 奥定泰之、スタイリング清野絢子、青木恭子 2016年11月17日第1版発行 2016年12月9日第2刷発行

昨日から一転して北風が冷たい火曜日。レシピを再現し始めて23冊目の本書より最後にお酒がすすむ絶品小鍋を再現。

調理時間:10分以内

主な材料:豚バラ肉薄切り、玉ねぎ、トマト、粒マスタード、しょう油、オリーヴ油、万能ねぎ

調理の流れ:フライパンに薄切りにした玉ねぎを並べ、食べやすい長さに切った豚肉、くし切りににしたトマトをのせ、水を加えてしばらく蒸す。火が通ったら調味料を混ぜ合わせたタレをかけて食す。

出来上がった料理:増え続ける体重対策にとレシピに豚バラ肉と指定されていたところを、肩ロースや脂身の少ない部位に代えて(たまに)使ってきたが、この鍋には絶対蓋バラ肉を使うべき。ほどよく蒸したお肉が柔らかくて、脂からでる甘みがほんとうに美味しくて、一口食べた瞬間にニンマリと笑顔になれるお味。火を加えた玉ねぎとトマトの甘みに、粒マスタードとしょう油という調味料を加えるとお酒が止まらなくなる。殿堂入りレシピに決定。

f:id:mutsuki:201701ptn

blogに取り上げる前に試験的に作り、あまりに美味しかったので、親戚宅で食べてもらったてもやはり好評を博したレシピ。時間をかけず、簡単で失敗無く、かつみんなで幸せなひとときを共有出来る料理を作れるのってとっても嬉しいことだなと久しぶりに実感できた。

まとめに代えて:本書は「第1章 帰って10分でポッカポカ!定番鍋」常夜鍋、湯豆腐などの11品、「第2章 家飲みにぴったり!おつまみ鍋」柳川鍋、アヒージョなど10品、「第3章 ひと手間かけて激うま鍋」ちゃんこ鍋、炊き込み御飯など11品、「第4章 疲れたときに効く!薬膳ヘルシー鍋」豆乳鍋、コラーゲン鍋など10品、「第5章 冷蔵庫がカラッポ!即席コンビニ鍋」肉豆腐、プデチゲなど8品の他に小鍋の味のつくり方、小鍋をつくる上で常備しておくと便利な食材、余った食材で火を使わずに作れるおつまみ、くし切り〜骨付き鶏肉の処理方法という包丁やキッチンバサミの使い方、鍋を堪能した後のオススメの〆まで料理初心者でも便利に使えるレシピ本となっている。第3章のみ2〜3人前で分量が指定されているが、それ以外は1人前で全てにカロリーも表記されているのは嬉しいポイント。スーパーを何軒もはしごして用意する食材もないし、風邪で体調を崩していたときでも食べたくなるような簡単で美味しそうな小鍋がたくさん紹介されている。

鍋料理の本は数多あるけれど、本書で「小鍋」というカテゴリーにこだわった理由があとがきにあるので引用して終わりとする。

大鍋と小鍋は、同じようでいて、料理としては大きく違っています。大鍋はたっぷりのだしに多くの具材を入れるので、いろいろな旨みが混じり合い、意外と味の特徴が出にくく、長く煮込むといわゆる「鍋の味」になることが多いものです。(中略)一方小鍋は、入れる具材や水分の量が限られ煮込む時間も短いため、具材そのものの旨みがダイレクトに鍋の味わいに影響します。それだけに、具材と調味料の掛け算により味わいに特徴が生まれ、味のバリエーションが豊富になるのです。(p.159)

<ごはん日記>