300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

24冊目『毎日食べたくなる絶品鍋』より1回めはきりたんぽ鍋

[24-1]『毎日食べたくなる絶品鍋』より1回めはきりたんぽ鍋(p.42~)

  大庭英子著、 成美堂出版発行、 撮影 石井宏明、ブックデザイン 若山嘉代子 若山美樹、スタイリング 綾部恵美子、 2015年11月20日第1版発行

日差しや鳥の鳴き声は春を告げているけれど、まだ寒い間に小鍋に続き鍋料理を取り上げる。

調理時間:30分ほど

主な材料:きりたんぽ、鶏もも肉、ごぼう、まいたけ、長ねぎ、せり、だし汁、酒、みりん、しょうゆ

調理の流れ:出汁を入れた鍋を沸騰させ鶏肉を加え、表面の色が変わったら酒を加えしばらく煮る。調味料を加え、ごぼう、まいたけを入れ10分煮る。きりたんぽ、長ねぎを入れ柔らかくなったら最後にせりを散らせる。

出来上がった料理:初回は「第3章 今夜はどんな味?ーしょうゆ味の鍋ー」より秋田の郷土料理、きりたんぽ鍋を作る。しょうゆベースの出汁にごぼうとまいたけを入れて煮始めると美味しそうな香りが鍋蓋よりぷぅんと漂うのが先ずはごちそうなので、誰かと食べるときはそこから分け合いたいところ。野菜と鶏肉から出る旨味をたっぷりと吸ったきりたんぽをはむはむと食べ、出汁を飲むとほっこりする。

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生まれ育ちは京都だが、秋田の鍋料理はみんなが愛しくなるおしくなるおいしさ。いつも食後に飲む濃いめの紅茶を今夜はほうじ茶にしようと思わせるくらい。

なかなかのラガーマンに成長しつつある甥っ子が、私が以前よりやっていたスマホのオンラインゲームを始めた。ログインすると表示される得点がめきめきと伸び、ついに抜かれてしまったので、意地になって抜き返す。またすぐに巻き返されるだろうけれど、ちょっと悔しいのでもうしばらくあがこう(笑)

<ごはん日記>