300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

24冊目『毎日食べたくなる絶品鍋』より6回めはトマト豚しゃぶ

[24-6]『毎日食べたくなる絶品鍋』より6回めはトマト豚しゃぶ(p.10~)

  大庭英子著、 成美堂出版発行、 撮影 石井宏明、ブックデザイン 若山嘉代子 若山美樹、スタイリング 綾部恵美子、 2015年11月20日第1版発行

今日も今日とて日暮れ時から雪がはらはら舞い降りる金曜日はトマトの真っ赤で元気になれる鍋を作る。

調理時間:30分ほど

主な材料:しゃぶしゃぶ用豚バラ肉、厚揚げ、玉ねぎ、トマト、ほうれんそう、だし昆布、トマトジュースなど

調理の流れ:水と昆布を入れた鍋をじっくり加熱し、加えたトマトジュースが沸騰したら昆布を取り出し、塩で味をつける。厚揚げ、玉ねぎ、トマトの順に加えて煮た後、豚肉、ほうれんそうにさっと火を入れ薬味をつけて食す。

出来上がった料理;「第1章 人気の三大鍋」よりトマトをたっぷり使った豚しゃぶを作った。トマト缶とこれでもかという程注いだオリーブ油の鍋は以前よく作っていたが、トマトベースのしゃぶしゃぶを家で作るのは初めてで、なおかつお子さんのいらっしゃるご家庭で人気ナンバーワンを誇るのがトマト鍋だということも知らなかった。くつくつ煮える真っ赤な出汁からスライスした厚揚げ、ほうれんそうや豚肉を箸でつまみ上げて粗挽きコショウやパルメザンチーズふりかけて食べると、お子様の大好物で家族も楽しく食べられる鍋だと納得できる。おじいちゃんおばあちゃんのお口にあうかどうかはわからないけれど、〆に入れるスパゲティは格別に美味しいので、最後だけでもみんなで気持ちを共有できれば。

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キムチ鍋とは違うトマトの色が鮮やかで、食卓が華やぐお鍋。そればかりではないけれど、色めって大事なんだなぁ。

ケーキ、パフェやクッキーなどの焼き菓子も好きでよく作っていたが、チョコレートは海外に旅すると必ず老舗や名店を訪ね歩くほど好きな食べ物で、この時期は何種類かの自分用チョコレートが冷蔵庫に蓄えられている。夕食後くつろげる時間に今シーズン限定のお味を一日一粒ずつ口に含むときの幸せったら!

この週末も大雪となる地域が多い模様。あたたかくしてお過ごしください。

<ごはん日記>