300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

25冊目『終電ごはん』、『今夜も終電ごはん』から5回めはじゃがいも、りんご、豚肉の重ね蒸し

[25-5]『終電ごはん』より5回はじゃがいも、りんご、豚肉の重ね蒸し(p.118~)

  梅津有希子、高谷亜由著、株)幻冬社発行、 撮影 新居明子、スタイリング 駒井京子、イラスト 松元まり子、  2012年6月30日第1版発行、2012年10月10日第6刷発行

気持ちのよい朝だったのに、昼過ぎから身体がよろけるほどの強い風と、ぽつぽつと雨まで降り出した月曜はおうちでじっくり飲める一皿を。

調理時間:15分ほど(電子レンジを使わない場合の時間)

主な材料:じゃがいも(薄切り)、りんご(薄切り)、豚ロース薄切り、バター、しょう油、粒マスタード

調理の流れ:厚めで蓋のしまる鍋にじゃがいも、りんご、豚肉を3層になるように重ね、それを2~3回程繰り返す。一番上にバターをのせて調味料と水(大さじ1)をまわしかけ、じゃがいもがやわらかくなるまで蒸す。※本書ではシリコンスチーマーと電子レンジが使われているが、staubの小鍋をコンロにかけて作った方法。

出来上がった料理:「第5章 シリコンスチーマーをフル活用」より、ワインがすすむ深夜ごはんを再現した。蒸すことで水分が増し少しねっとりとしたじゃがいもに、りんごの甘さと豚肉の旨さとが程よく合わさり、バターのコクにしょう油、マスタードがアクセントとなってそれは美味しいお酒の肴。焦げ付きを回避するため、ほんの少しの水を加えたところ、煮汁がたっぷり出来たので、フランスパンに少し浸して、じゃがいも等をのせて食べると、こころもお腹もとても幸せになれる。深夜食でなければ、チーズをのせてもきっと美味。

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電子レンジもスチーマーも無くても、その気になれば手元にある道具で作れる。時間は少しかかるけれど、鍋を見守りながらスマホをチェックしていると出来上がっているような感じ。

今の職場に移って1年、通常は別荘地勤務でオフシーズンは東京を手伝う、とても厳しい大先輩から、いぢっても大丈夫なやつだと認識され始めた。始業時刻前に「お酒強いんですか?」と尋ねられ、うっかり「はい!」と答えたら、「今なんて言った?へ???」と聞き返され、慌ててフォローに入ったが大笑いされた挙げ句にしっかりと酒飲みレッテルが貼られ、いつか何人かで飲みに行きましょうという流れに。きっと貴重な話が聴けるんだろうなぁと楽しみに、でも最近はあまり飲めないのでどれだけボトルを空けるのか少し怖くもあり。

<ごはん日記>