300と数十日の食卓

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28冊目『ごはん同盟のほぼごはん弁当』から初回はまいたけとしょうがの豚肉巻き弁当

[28-1]『ごはん同盟のほぼごはん弁当』より初回はまいたけとしょうがの豚肉巻き弁当(p.14~)

 しらいのりこ著、社)家の光協会発行、 撮影 キッチンミノル、スタイリング 久保原恵理、デザイン 根本真路、  2017年2月1日初版発行

気温は高くなってきたけれど、風が冷たい水曜。本日よりしばらくお弁当を作る。

調理時間:10分ほど

主な材料:豚ロース薄切り肉、片栗粉、まいたけ(小房にわける)、しょうが(千切り)、酒、しょう油、みりん等

調理の流れ:(主材)下味をつけた豚肉の両面に片栗粉をまぶし、まいたけ、しょうがをのせて巻く。フライパンで焼き目がつくまで肉を焼き、調味料を加えて蓋をし、しばらく蒸し焼きにする。(副菜)下茹でして切ったしらたき、スライスした絹さやをフライパンで炒め、たらこ、酒を加え混ぜる。

出来上がった料理:「1章 おかず2品で作る白ごはん弁当」より、ごはんがすすむ甘辛いおかずをどぉんと詰めたお弁当を再現した。一見肉肉しいが、薄切り肉の内側には舞茸としょうがが隠れているので、軽く、でも舞茸の旨味、しょうがの香りと柔らかい豚肉の甘辛さで、ごはんがしっかり美味しく食べられる。あいまにうっすら桜色のしらたきをつまむのも、またよし。(レシピには無いが、副菜その2として常備菜のキャロットラペを豚肉の下に忍ばせた)

包丁を使わねばならない食材が少なく、舞茸としょうがは火が通りやすいので、根菜類と比べるとあまり神経質にならずに調理出来る。お肉の内側に片栗粉をまぶすことで、ばらけにくくなり、旨味を閉じ込める役割もしてくれる。

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この2年間、テフロン加工のフライパン無しで料理をしてきたが、この機会にえいっと購入。手に入れてみると、なんでこんな便利なものを持たずに暮らしてきたのだろうと不思議になる。買うまで散々悩んだ調理器具、大切に使おう。

京都のかつての職場はまわりに何もないところで、お昼にお店やコンビニに行く選択肢もなかく、ほぼ毎日お弁当を作っていた。思い返せばそれ以来ぶりのお弁当作りだがとても楽しい。

<ごはん日記>