300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

37冊目『旨い!家カレー』、『まいにちカレー』から3回めはカレー味豚キムチ丼

[37-3]『旨い!家カレー』、『まいにちカレー』より3回めはカレー味豚キムチ丼(家カレー〜p.41~)

1:『旨い!家カレー』小宮山雄飛著、 朝日新聞出版発行、ブックデザイン 渋澤弾、撮影 東川哲也、料理協力/フードコーディネート 里見陽子、編集 内山美加子、 2016年6月30日初版発行

2:『まいにちカレー』小宮山雄飛著、株)主婦と生活社発行、撮影 寺澤太郎、スタイリング 中里真理子、編集 吉川亜香子、 2017年6月19日初版発行

 がらんとして、早朝はまるでお正月のように静かだった東京より(涼しいが)スタミナ食を。

調理時間:10分以内

主な材料:豚バラ薄切り肉、キムチ、玉ねぎ、にんにく、生姜、キャベツ、めんつゆ、卵黄、万能ネギ、カレー粉など。

調理の流れ:玉ねぎ→薄切り。キャベツ→ざく切り。ネギ→小口切り。にんにくと生姜→すりおろす。豚バラ肉→食べやすい長さに切り、両面に塩コショウ。

油を熱したフライパンで玉ねぎが透明になるまで炒め、にんにくと生姜を加え香りが立つまで炒める。豚肉を加えて色が変わるまで炒め、カレー粉を振りまぜてさらに炒める。キムチ、キャベツ、めんつゆを加えてさっと煮て、ごま油で香りづけをする。器にご飯をよそい、豚キムチ、卵黄、万能ネギをのせる。

出来上がった料理:「第2章 簡単、手軽に!カレー粉で作る」よりカレー粉を隠し味に使う豚キムチを再現した。

材料は昨日のカレーラーメンとほぼ同じ。帰省前でそろそろ冷蔵庫の掃除にかかっている(笑)節もあるが、いえいえ単純に食べたいものを選んだ結果だ。

豚キムチの隠し味には、ちりめんじゃこ、オイスターソースを使うことが多かったが、カレー粉は初の試みだ。キムチの味は強いが、カレー粉で複雑みを加え、めんつゆで角をとるといったレシピの設計。豚キムチだけで美味しいが、卵黄を絡めながら口にするとトロリとした濃厚な甘みが広がり、ふっふっふと笑みになるほどの味になる。

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ここまで美味しくなる材料を取り揃えたら失敗することはまず無いし、小難しいことを考えながら作る料理でもないので、出来上がりを楽しみに鼻歌など歌いながら作ると良い。

 

イライラしながら、怒りながら作るよりも、楽しく料理をすると美味しくなる…気がする。疲れて作りたくもないけれど、事情により致し方なくという時は出来るだけ負担にならないように簡単なものを。こういう丼ものを覚えておけば、あとはインスタントの汁物を添えたりすると、自画自賛しても怒られないどころか褒めてもらえる食卓になるんじゃないかな。そうなるといいな。

三連休の真ん中の土曜も東京では雨が降る予報が出ているし、愛知県では大雨の影響で夕方から新幹線が止まっていたりと生憎なお天気。空の様子だけでなく、夏休みだからこそ生み出される悩みや疲れもあるだろう。できるだけhappyな気持ちで(たとえ上っ面だけでも(笑))過ごせますように。

今の時代、みんな閉塞感にとらわれているから、僕らはあえて楽しい曲を作るんだというnever young beachの曲。(ヴォーカルは今をときめく俳優、高橋一生の弟)


never young beach - SURELY (official video)

<ごはん日記>