300と数十日の食卓

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37冊目『旨い!家カレー』、『まいにちカレー』から5回めはなす豚カレー炒め

[37-5]『旨い!家カレー』、『まいにちカレー』より5回めはなす豚カレー炒め(毎日〜p.44~)

1:『旨い!家カレー』小宮山雄飛著、 朝日新聞出版発行、ブックデザイン 渋澤弾、撮影 東川哲也、料理協力/フードコーディネート 里見陽子、編集 内山美加子、 2016年6月30日初版発行

2:『まいにちカレー』小宮山雄飛著、株)主婦と生活社発行、撮影 寺澤太郎、スタイリング 中里真理子、編集 吉川亜香子、 2017年6月19日初版発行

 

東京駅に降り立った瞬間に、京都はやっぱり暑かったんだなと実感できた木曜は手軽にできるカレー料理を。

調理時間:10分ほど

主な材料:豚バラ肉、なす、ピーマン、砂糖、酒、みりん、醤油、豆板醤、カレー粉、水溶き片栗粉など

調理の流れ:なすは縞めに皮をむき細長の乱切りに、ピーマンは細切りに、(レシピ材料外生姜は千切り)調味料は合わせておく。油をひいたフライパンに豚肉を入れて色が変わるまで炒める。なすを加え炒め油が回ったらピーマンを入れ、一混ぜしてからカレー粉を加えてさっと炒める。なすがしんなりしてくたら合わせ調味料を回し入れ、しばらく炒めた後、火を一旦止めて水溶き片栗粉を回しかける。

出来上がった料理:「第2章:まいにちカレー七変化」より、旬の夏にたっぷりとなすを使って、ピーマンと豚バラ肉とをカレー粉で炒めた料理を再現した。

材料も少なく、手早く作れるので今日は何にしよう?とぼんやり悩むほど疲れている時に役立つ一品。炒めるとかさが減るのでなすはレシピの分量以上(1.5倍くらい)入れる方が個人的に好み。豆板醤が入るものの結構な量の砂糖、みりんを入れるので小学校中学年くらいのお子さんでも食べられるのでは。

冷めたら冷めたで、なすのとろりとした食感と甘みが味わえて美味。カレーで炒めているので白いふたのお弁当箱はNGだが、お弁当に入れると絶対に喜ばれそうな味付け。なすと豚肉を中華風に炒めるなら、生姜も入れたくてとっさに加えたが、このひと手間はお好みで。

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画像は、レシピ外の大根と人参の簡単ピクルスと半熟卵を添えたもの。

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付録:余ったカレー炒めに醤油少々を加え、おうどんと炒める。仕上げに赤唐辛子を。千切りの青じそを混ぜても美味しい。

 

東京・京都間の移動時は10-feetを聴いて気分を上げているのだが、今回は新幹線中以外でもひたすら岡崎体育を聴き込む。ロバートの秋山に似ているとか、清潔感を足すと秦基博になると噂の(笑)京都府宇治市出身・岡崎体育の世界を斜めから俯瞰している音楽が、今、とても面白い。邦楽MVでありがちな要素を盛り込んだ手作り感溢れる動画はツッコミどころ満載で、褒め言葉として(笑)面倒臭い京男らしい。この「music video」という視覚的な切り口と対になっている、曲作りあるあるをネタにしている「explain」もオススメ。ともかく本人が楽しそうなのが良いんだなぁ。


岡崎体育 『MUSIC VIDEO』Music Video

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