300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

38冊目『あえ麺100』、『らくつまみ100』から初回は納豆おろしと塩昆布など

[38-1]『あえ麺100』、『らくつまみ100』より初回は納豆おろしと塩昆布(あえ麺〜p.64~)、ゆで鶏のアンチョビアボカドだれ(つまみp.37~)、舞茸とドライトマトのガーリック炒め(つまみp.52~)

1:『あえ麺100』堤人美、夏井景子著、 株)主婦と生活社発行、ブックデザイン 小林沙織、撮影 東木村拓、スタイリング 大畑純子、編集 足立昭子、 2017年7月21日初版発行

2:『らくつまみ100』ワタナベマキ著、株)主婦と生活社発行、アートディレクション・デザイン 柳田尚美、撮影 木村拓、スタイリング 大畑純子編集 足立昭子、 2017年6月2日初版発行

 21日連続の雨降りで観測史上の記録更新となった火曜より、人気の100レシピシリーズの2冊に取り組む。

調理時間:20分ほど

主な材料:[あえ麺] 大根おろし、納豆、塩昆布、ポン酢醤油、そうめん、万能ネギ(小口切り) [ゆで鶏] 鶏もも肉、酒、アボカド、アンチョビ、レモン汁、オリーブ油など [舞茸] 舞茸、ドライトマト、ニンニク、バルサミコ酢、生ローズマリー、塩など

調理の流れ: [ゆで鶏] フライパンに水、酒、鶏肉を入れて茹でたら粗熱を取り、一口大に切る。茹でている間にアボカドを角切りにし、刻んだアンチョビ、レモン汁とオイルを和えておく。鶏肉とアボカドソースをざっくり混ぜる。 [舞茸] フライパンにオリーブ油、潰したニンニクを入れて火にかけ香りが立ったらほぐした舞茸、刻んだドライトマトを加えて炒める。火が通ったらバルサミコ酢、ちぎったローズマリーを散らしざっくり炒める。 [あえ麺] 大根おろし〜ポン酢までを混ぜ合わせ、器に茹でて冷水で締めたそうめんを盛った上にかけ、仕上げにネギを散らす。

出来上がった料理:まずは『あえ麺100』「5章 とろりとおいしい!かけあえ麺」より、ジメジメした一日にさっぱり食べたい納豆おろしそうめんを、『らくつまみ100』からは「ゆでるだけ、焼くだけ」のゆで鶏のアンチョビアボカドだれ、「さっと炒め、さっと揚げ」の舞茸とドライトマトのガーリック炒めの3品を再現した。

納豆おろし蕎麦はよく作るが、蕎麦を素麺に代え、塩昆布で旨味を加えたとってもお手軽、でも美味な一品。大根おろしと和えると納豆のネバネバが緩和されるので、あれが苦手な方にも食べやすい。

ゆで鶏はアンチョビの塩気とくどくなリ過ぎない旨味がレモンとアボカドにとても合って、白ワインがくぅっと進むお味。アンチョビとアボカドは覚えておくべき組み合わせ。もう一品は大好物の舞茸を炒めていると立ち上る香りにうっとりし、口にすると身悶えるほどおいしい炒めもの。アミノ酸系旨味成分であるグルタミン酸が豊富なドライトマトに、バルサミコ酢の程よい甘みと酸味を加え、ローズマリーの香りも豊かな一品。これは冷めても美味しくて、ちびちび食べながら飲みたくなるなぁ。

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おうちに常備されて居る事は少ないかもしれないが、ドライトマトは良い出汁が出るので小さめのパックでも一つ買い置いておくことをお勧めする。何かとよく使うわたしはイタリア食材店で良さそうなものがあれば大量買いしている。

 

週末、Summer Sonic@幕張ではCalvin Harris, Foo Fighters, Babymetal, Man with a Missionなどが出演しており、参戦する友人たちを羨ましく傍目に見つつ、昨日あたりからラジオで流れる音源に聴き入る。サマソニ前夜祭ではリアム・ギャラガー(元Oasis)も演っていたのか!

メディア関係者と話していると舞台、映画にはお客さんが入らなくなったし、出版も不況で、この国の文化はこれからどうなるんだろうといささか暗澹たる気持ちにさせられる。京都出身の若手タレントがラジオ番組で五山の送り火をお祭りだと評していた感覚はわたしには全く理解出来ないし、したくもないが、今後はだんだんとこういう薄っぺらい感覚や言葉遣いが普通になっていくのかな。でも、こんな歌詞を書ける若手が居て人気があるのだから、未来にあかるい光があらんことを。


SOIL&"PIMP"SESSIONS feat.Yojiro Noda /「ユメマカセ」ミュージックビデオ YouTube Ver.

<ごはん日記>