300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

38冊目『あえ麺100』、『らくつまみ100』から5回めは明太バター、つぼ漬け、スプラウトなど

[38-5]『あえ麺100』、『らくつまみ100』より5回めは明太バター、つぼ漬け、スプラウト(あえ麺〜p.25~)、ゆでささみのねぎ実山椒だれ(つまみp.38~)、ゆでいかのバジルソース(つまみp.38~)

1:『あえ麺100』堤人美、夏井景子著、 株)主婦と生活社発行、ブックデザイン 小林沙織、撮影 東木村拓、スタイリング 大畑純子、編集 足立昭子、 2017年7月21日初版発行

2:『らくつまみ100』ワタナベマキ著、株)主婦と生活社発行、アートディレクション・デザイン 柳田尚美、撮影 木村拓、スタイリング 大畑純子編集 足立昭子、 2017年6月2日初版発行

 朝夕の風の吹きかたを見ていると秋がそろりそろりと近づいてきている模様。あと数日で8月も終わってしまう月曜だが、まだまだ冷たい麺料理を。

調理時間:20分以内 

主な材料:[あえ麺] 薄皮を除いた明太子、細切りにしたつぼ漬け、柔らかくしたバター、レモン汁、ブロッコリースプラウト、中華生麺(細縮れ麺) [茹でささみ] 鶏ささみ、みじん切り長ネギ、実山椒の水煮、醤油、みりん、ごま油 [茹でいか] いか、生バジルのみじん切り、みじん切りにんにく、醤油、レモン汁、オリーブ油、白炒りごまなど。

調理の流れ:[茹でささみ] 酒を加えた熱湯でささみに火を通し、粗熱が取れたら斜め薄切りにする。小鍋に調味料と実山椒を入れて一煮立ちさせ、器に盛ったささみの上にまわしかける。 [茹でいか] 酒を加えた熱湯で食べやすい太さに切ったいかを加熱し、湯をきる。器に盛り、合わせ調味料をかける。 [あえ麺] ボウルに明太子、つぼ漬け、バターを入れて混ぜ合わせ、茹でた後冷水で締め水気を切った中華麺とオリーブ油、レモン汁を加え、器に盛ったのちスプラウトを飾る。

出来上がった料理:「火をつかわない!すぐできあえ麺」から明太子バターという鉄板の組み合わせに千切りにしたつぼ漬けを混ぜたあえ麺を再現した。時々歯にあたるしたつぼ漬けのポリっとしたや食感が楽しい。一度うっすらとでも火が入いるか、麺が温かいと気にならないのだが、冷たい麺に柔らかくしたバターを和えるとバター風味が前面に出すぎてもったりしてしまう気がする。バター無しでオリーブ油を多めにするか、豆乳、牛乳などの乳製品少々を加える方が食べやすいかも。

おつまみは「ゆでるだけ、焼くだけ」から、金曜に使った残りの(冷凍保存していた)イカを使ってバジルソースあえと、ささみに実山椒ソースをかけた一品を作る。夏は安く買えて、旬のトマト料理に使うことも多いので、気がつけば野菜室に居る率が高いバジルを、ニンニク、醤油にレモンとあえて淡白なイカにかけると、清涼感のある香りとくどくない濃ゆさが加わり、少しばかりよそ行きのお味になる。一方のささみは、甘辛いタレに実山椒がアクセントとなって、自分で作ったにも関わらずなんだか小料理屋さんに行った気分になれる美味しさ。実際出張料理の際に作って差し上げたら、レシピを聞かれた位美味しいです。これ。

f:id:mutsuki:201708mtsm

この夏の天候不順を受けて、東京では国産レモンが入手しにくい状態なので見つけたら買ってくし切りにし、せっせと冷凍保存している。皮まで美味しいレモンなので、薄くスライスして料理に添えるのが最近の好み。

 

アルファベットのことばをカタカナに変換するのが苦手だ。人名や地名から始まりtwitterなんて単語まで、どうやってカタカナで記すのが日本では正しいとされるのか、考え出すと頭が迷走し始める。正解なんて無いので私事ではあまり問題視していないが、仕事になると話は別で、検索エンジンでヒット数の多いものを選ぶことでその場をしのいでいる。ただし、(話は文字から音へ飛ぶが)イギリスのロックバンド"Oasis"をオエイシスと発音することだけはどうあっても譲れない(笑)


Oasis - Stand By Me

<ごはん日記>