300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

39冊目『おうちで食べようクイック麺』から4回めはカリカリ豚肉とトマトののっけ麺

[39-4]『ウー・ウェンさんのおうちで食べようクイック麺』より4回めカリカリ豚肉とトマトののっけ麺(p.16~)

ウー・ウェン著、 株)講談社発行、 アートディレクション 昭原修三、デザイン 酒井由加里、撮影 今清水隆宏、スタイリスト 久保原恵理、編集 松原京子、 2007年5月21日初版発行、2008年6月10日 第2刷発行

日中は少し気温も上がりまだ九月も上旬だということに気がつかせてくれる火曜は中華麺を使った料理を。

調理時間:10分以内

主な材料:中華生麺(細麺)、豚ばら薄切り肉、輪切りトマト、千切り青じそ、豆板醤、ごま油、醤油、酢など

調理の流れ:豚ばら肉は食べやすい長さに切り、フライパンでカリカリになるまで焼く。野菜を切り、タレの調味料を混ぜ合わせておく。茹でた中華麺はしっかりと水気をきって器に盛り、トマト、豚肉をのせ上からタレをかける。

出来上がった料理:「中華麺」より、生のトマトがツヤっとしている季節に食べたいピリ辛のっけ麺を再現した。

豚肉をカリカリになるまでじっくりと焼いている間に、野菜を切り、調味料を合わせ、麺を茹でられる。至極簡単なのに、一口、二口とすすっていくうちに豆板醤、醤油の発酵調味料の深みがじんわりと口の中に広まっていく。やんわりぬるくなったトマトが柔らかくなり、果汁が麺にあわさると程よい酸味と甘さが増して、いくらでも食べられそうな危うさを孕む(笑)。青じそのさっぱりとした香りと風味もいいんだなぁ。これは飲んだ後の〆として出せば絶賛されそう。味のバランスが取れていて、とっても美味しいから。

f:id:mutsuki:201709ptn

これまで数品再現してきて気がついたが、レシピに指定されている分量で作るとタレの量が麺に対して少なくなる。本書が発刊された頃(10年前)と今では中華生麺の量が変わっている可能性があるな。

 

"So What"(2008年)あたりから好きだったが、ニューシングル"What about Us"も怒りや哀しみのP!nkらしい表現が良くて10月のアルバム発売が待ち遠しい。欧米での人気に比べると日本ではまだまだなのが勿体ないアーティストで、動画を見るたびにあの尖ってる髪型を真似したくなるほどわたしは好き(笑)

今、(特に)アメリカがいかに混乱しているのかをうかがい知れる小説が書店に並び始めているが、優れた音楽はさあっと世界に広がり、繰り返し聴かれる。

"What about us? What about all the times you said you had the answers? / So what about us? What about all the broken happy ever afters? / What about us? What about all the plans that ended in disasters? / What about love? What about trust? What about us?"

 


P!nk - What About Us (Official Video)

<ごはん日記>