300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

42冊目『10文字の魔法でプロの味』から初回はタコライス

[42-1]『10文字の魔法でプロの味』より初回はカフェみたいなタコライス(p.114~)

さわけん著、 株)主婦の友社発行、 デザイン FLY、撮影 横田裕美子、スタイリング 鈴木尋巳、編集 辻岡直美、 2014年12月10日初版発行

早朝の街はぐっと冷えていて、上着が必要になった水曜は昨日の暑さを思い返しながら料理を作る。

調理時間:15分ほど 

主な材料:[タコミート] 合挽き肉、薄切り玉ねぎ、オリーブ油、薄力粉、トマト水煮缶、チリパウダー、塩 [サルサフレスカ] 角切りトマト、おろしニンニク、砂糖、酢、オリーブ油、タバスコなど [トッピング] 角切りアボカド、ざく切りレタス、香菜の葉、シュレッドチーズ、ご飯

調理の流れ:ボウルにサルサフレスカの材料を混ぜ合わせておく。オリーブ油を入れたフライパンに玉ねぎを入れ透明になるまで炒めたら、合挽き肉を加え色が変わるまで炒め薄力粉を加え粉っぽさがなくなるまで炒める。トマトと水を加えて汁けがなくなるまで煮詰め、塩とチリパウダーを振り入れる。器にもったご飯の上にタコミートを盛り、チーズ、野菜、サルサフレスカをのせる。

出来上がった料理:「第6章 見た目も豪華 おなか大満足、ごはん・めん・粉メニュー10」よりチリパウダーで本格派カフェみたいなタコライスを再現した。 

レシピから変更したのは2人分でトマト水煮缶大さじ4とあったのを、(残りのトマト缶を使い切れ無く、かつ、保存しようにも冷凍室に空きスペースがなかったので)生のトマト角切りとチューブ入りトマトペーストで代用したこと。

沖縄で食べたタコライスよりも肉にねっとり濃厚なトマトソースが絡まり、お皿の上で混ぜ合わせるとライスが瞬く間に赤く染まって食欲をそそる。玉ねぎ、トマトにアボカドとチーズなんて最高の組み合わせに、パリッとしたレタスがチーズ&アボカドを食す罪悪感から若干逃がしてくれて、美味しく食べることができる沖縄生まれのご飯。那覇に旅するとタコスを食べることが多いけれど、タコライスもやっぱり美味しいなぁ。

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京都の住んでいた時はトルティーヤに作り置きのタコミート、トマト、レタスなどを巻いたラップサンドを朝ごはんによく作っていた。すぐにできて、火を使わないし、満腹感も得られてあの頃の朝はその3つのポイントがとっても大事だった(笑)。

 

雲が空を覆っていたが、隙間からほぼまん丸のお月さま(満月は10月6日)が時折顔を覗かせるのが嬉しくて、雲の後ろに隠れていても虹色に光を放つ様が万華鏡のようで、空を見上げながら夜の道を歩く。実家だったらウッドデッキでお酒を飲みながらじいっと空を見ていただろう。

r.i.pでtom petty and the heart の "the waiting"と悩んだが、frankie goes to hollywoodの"relax"を。この曲は本国である英国BBC、NHKを含む多くのTV局で放送禁止だったが、ここまでのモンスターヒット曲となったのは80'sならではの良さか。


Frankie Goes To Hollywood - Relax (Laser Version)

<ごはん日記>