300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

42冊目『10文字の魔法でプロの味』から5回めはタッカルビ

[42-5]『10文字の魔法でプロの味』より5回めはタッカルビ(p.56~)

さわけん著、 株)主婦の友社発行、 デザイン FLY、撮影 横田裕美子、スタイリング 鈴木尋巳、編集 辻岡直美、 2014年12月10日初版発行

からんと晴れた火曜は、ビールの似合う韓国料理を。

調理時間:10分以内 

主な材料:一口大に切った鶏もも肉、コチュジャン、おろしニンニク、おろし生姜、醤油、酒、砂糖、ごま油、一口大に切ったさつまいも、食べやすい大きさに切ったキャベツ、にんじん、玉ねぎ、トッポギなど。

調理の流れ:ボウルの中で調味料をよく混ぜ合わせ鶏肉を入れ揉み込み、しばらくおく。野菜を切る。油を入れたフライパンに鶏肉を入れさっと炒めたら野菜を入れ全体を混ぜたらトッポギを加え、蓋をしてしばらく蒸し煮にする。

出来上がった料理:「第3章 がっつりボリューム感 お肉メニュー12」より蒸し焼きで手間いらずタッカルビを再現した。

このレシピの特徴はさつまいもを入れることとトッポギをあらかじめ茹でないこと。甘みとほっくりした食感が印象的なのでさつまいもはマスト。玉ねぎと人参も準主役なので入れよう。それ以外、ピーマンやもやし、きのこ類など野菜室にあるものを加えて野菜もたっぷり摂りたいところ。

このレシピのもう一つの魅力は、トッポギを袋からそのままフライパンに入れて蒸し煮にすること。たいていのレシピでは熱湯で茹でることとされているが、そうするとくっつきやすくて案外扱いにくい。この調理法なら失敗知らず。5分ほど蒸すだけで野菜から出る汁気を含んで程よく火が入るようになっている。

韓国料理特有の甘辛さにさつまいもの甘みも加わり、辛いものが苦手な方にも食べやすいお味。野菜もたくさん食べられて、ご飯も、ビールも進む進む。

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今、写真を見てようやく気がついたのだが、あまりにお腹が空いており盛り付けが雑になっている(笑)

 

連休中は、ムラヨシマサユキ先生の『Cheese Bake』発売記念の教室に参加させてもらった。デモンストレーション形式で、定番の蒸し焼きチーズケーキ、柿と酒粕のチーズケーキ(ミルキーチーズケーキタイプ)にクリームチーズの入ったドロップクッキーの3つを習う。柿と酒粕のは今回の教室のために書き下ろされたレシピで、酒粕に甘酒まで入り和風のしっとりと仕上がり。手順を見ながらレシピを習った後は先生手作りの軽食とケーキを食べさせてもらったのだが、蒸し焼きチーズケーキのどっしりとした重厚感がとても美味しくて、家で再現したくて、ガスなんて贅沢は言わないから電気式オーヴンがとても欲しくなる。今の環境で作れるならレアチーズケーキかチーズアイスの二択なので、当面はそれで我慢。

これだけ酒、酒言っているので甘いものには無頓着と思われがちだが、大学時代はホールケーキを一日一台焼いていたほどお菓子を作るのが好きなので、オーヴンから流れてくる甘い香りなどかぐと、もうたまらなくなる。

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<ごはん日記>