300と数十日の食卓

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43冊目『おうちで美味しい韓国ごはん』から2回はプデチゲ風ラーメン

[43-2]『おうちでおいしい韓国ごはん』より2回めはプデチゲ風ラーメン(p.127)

重信初江著、 株)主婦の友社発行、 デザイン 釜内由紀江、清水圭、撮影 土屋哲朗、山田洋二、佐山裕子、スタイリング 二野宮友紀子、坂上嘉代、編集 町野慶美、 2017年8月31日初版発行

都内の最低気温が10度を下回った朝は気温よりも雨が冷たくて、そんな日には温まる麺料理を。

調理時間:10分以内

主な材料:ザク切りキャベツ、斜め薄切りねぎ、斜め薄切り魚肉ソーセージ、そぎ切りさつま揚げ、醤油味インスタントラーメン、コチュジャン、白菜キムチ、ピザ用チーズ

調理の流れ:野菜、魚系の練り物、キムチの順に切る。鍋に湯を沸かし、ソーセージ、さつま揚げを入れ、再び沸騰したら麺を加え、一混ぜしてからコチュジャンを溶き入れる。麺がやわらかくなりかけたらキャベツ、ネギを加えて火を止め、添付のスープの半量を加え混ぜる。器に盛り、キムチ、チーズをのせる。

出来上がった料理:「第5章 一皿あれば大満足の味!シンプルに味わうごはんとめん」より、普段は鍋料理として馴染みのあるプデチゲをより手軽に味わえるラーメンを再現した。

ランチョンミートやソーセージを入れることが多いプデチゲと異なり、このレシピでは具材を魚肉ソーセージとさつま揚げという魚のすり身でまとめる。豚生肉を使わないと、包丁とまな板の消毒も気を使わなくて良くて、それだけでかなり楽ちん。これからくるおでんの季節には冷蔵庫にさつま揚げがあることも多くなるだろうから、たまには韓国風にアレンジしてみては。

肝心のお味。コチュジャンスープで煮込んだ練り物は、フニフニと柔らかく、口に入れると辛みとともにすり身独特の旨みが広がって、とても美味しい。キムチの酸味は欠かせないし、スープに溶け込んだチーズの濃厚なコクも相まって、鍋じゃなくてラーメンとしてならより時短で簡単に作れ、この幸福な満腹感をもたらしてくれる、本格的に寒くなる前にはもってこいの一品。

f:id:mutsuki:201710pkr

レシピの材料の他にニラも入れると、緑で見た目は随分引き締まる。 

 

旅行から帰ると、5年間以上ほとんどやりとりをしていなかった友人や知人より立て続けに連絡が入り、覚えてくれていたこと、頼ってくれることが嬉しくて、ツテをたどりつつなんとか諸々のご要望に応えたり、予定を淡々とこなしているうちに気がついたら木曜になっていた。

 今夜もやったが、ぺらんぺらんに酔っ払ってメッセージに返信する癖は治そう(朝スマートフォンを確認してビックリするから)。いや、その前に、ひといきついた途端うずき始めた頭痛を治そう。

<ごはん日記>