300と数十日の食卓

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43冊目『おうちで美味しい韓国ごはん』から3回めは韓国風ナポリタン

[43-3]『おうちでおいしい韓国ごはん』より3回めは韓国風ナポリタン(p.129)

重信初江著、 株)主婦の友社発行、 デザイン 釜内由紀江、清水圭、撮影 土屋哲朗、山田洋二、佐山裕子、スタイリング 二野宮友紀子、坂上嘉代、編集 町野慶美、 2017年8月31日初版発行

雨が止んでいる間に外を歩いているとうっすら汗をかくけれど、降り出すと肌寒いというアウター選びに悩む金曜はストック食材で出来る麺料理を。

調理時間:20分以内 

主な材料:1.7mmほどの太めのスパゲティ、薄切り玉ねぎ、薄切り赤パプリカ、斜め切りウィンナー、粒コーン、スライスマッシュルーム缶、コチュジャン、トマトケチャップなど

調理の流れ:スパゲティは外装の時間通り茹で、ざるにあげ油をまぶす。(*茹で汁少々はとって置く)野菜とウィンナーを切る。油を引いたフライパンに玉ねぎとウィンナーを入れてしばらく炒めてから、赤パプリカを加えてさらに炒める。全体に油が回ったら調味料を入れて全体を混ぜ合わせながら炒める。スパゲティの茹で汁とスパゲティを加えてさらに炒め、麺がソースに絡んだらコーンとマッシュルームを入れてサッと混ぜる。

出来上がった料理:「第5章 一皿あれば大満足の味!シンプルに味わうごはんとめん」より、初めて作る、初めての味、韓国風ナポリタンを再現した。

調理の流れで記した手順でケチャップとコチュジャンを入れるタイミングが本書のレシピとは異なるが、赤い調味料を具とともに先に炒める方がケチャップの甘さ、コチュジャンの辛さを引き出せるし、麺にも絡みやすいように感じられたのでそのようにした。辛みについては舌が相当麻痺しているので、ほぼ感じられなかったが、全体としてキリッとしまった味に仕上がった。それよりも粒コーンの甘みがナポリタンのピリ辛さを際立たせていて、歯ごたえも面白く、なるほどね、これは美味しい!と納得させられる。

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黄色がアクセントになるので、今度定番のナポリタンにも粒コーン缶を入れてみよう。

 

近所に流れる本当に小さなせせらぎがあって、夏祭りの翌日から赤い金魚が10匹程度泳ぎ出すようになった。屋台ですくったものの家庭では飼えなくて放流したのだと想像するのだが、最初は群れをなしていたのに季節を越えてだんだんと数が少なくなり、今日目視で確認できたのは2匹だけだった。数は少なくなってもたくましく泳いでいる姿をみると安心して、いつもふぅんわりと元気をもらえる。越冬できるかな。できれば良いな。

この週末は台風が来るようで、予定のある人、お仕事の人には厄介だろうけれども、大切な家族や好きな人、友だちと同じ空間を共有したり、美味しいものを一緒に食べられる時間が訪れますように。そして、ひとりはひとりで過ごせるならではの良さもある。素敵な休日を。

<ごはん日記>