300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

44~5冊目『みそ汁はおかずです』、『ひだゴハン』から6回めは豆腐とみょうがのみそ汁など

[44, 45-6]『みそ汁はおかずです』、『ひだゴハン』より6回めは豆腐とみょうがのみそ汁(みそ汁 p.20)、ねぎチャーシュー(ゴハン p.59)

みそ汁:瀬尾幸子著、 株)学研プラス発行、 デザイン 関宙明、撮影 木村拓、スタイリング 大畑純子、編集 佐々木香織、 2017年10月3日初版発行 

ゴハン:飛田和緒著、 東京書籍 株)発行、 デザイン 遠矢良一、撮影 竹内章雄、スタイリング 久保原恵里、編集 松原京子、 2017年4月28日初版発行 

雨予報が多かったものの、降らずに済んでいたここ数日と打って変わって久しぶりにまとまった雨の月曜は炒めご飯。

調理時間:10分以内(出汁はとってあるものとして)

主な材料:[ゴハン] 細切りにした市販チャーシュー、白髪ねぎ、小口切りにしたネギの中の青い部分、みじん切り生姜、塩、醤油、ごはんなど。 [みそ汁] 角切りにした木綿豆腐、小口切りみょうが、だし汁、みそ。

調理の流れ:[みそ汁] 豆腐、ミョウガを切る。小鍋に豆腐、出汁を入れ豆腐を温める。みそを溶き入れ、みょうがを加える。 [ゴハン]  野菜を切り、チャーシューを切る。ごま油を熱したフライパンに生姜とネギの青い部分を入れ香りが立つまで炒める。ごはんを入れ炒めわせ、チャーシューを加えさっと炒める。調味料で味を整え、器に盛り、白髪ねぎを飾る。

出来上がった料理: 「おなじみ食材のみそ汁」よりお豆腐とみょうがの定番組み合わせのお味噌汁を、「第3章 焼き飯」より細く切ったチャーシューの味が隅々まで行き渡るチャーハンを再現した。

おみそ汁はお豆腐のフルフル、やわやわな食感がよくって、口に入れて楽しんでいると大豆の甘みが広がっていき、みょうが特有の香りと苦味が大人好みのお味噌汁。こういうなじみの組み合わせは、やっぱりほっこりできておいしい。

白髪ねぎをたっぷりのせて食べるチャーハンは、炒めたゴハンの香ばしさと、チャーシューのお肉感よりも、生姜の存在感が勝る。市販のチャーシューを使っても、ほんの一つの素材を加えるだけで、ぐんとお家のお味らしくなるから全て手作り!と力まずに。その代わり生姜は細かくみじん切りにして、ちょっと面倒だけれど白髪ねぎを作ることを頑張れば、ちゃんと美味しく出来るから。

f:id:mutsuki:201711mandncg

画像でみると白髪ねぎの切り方が雑(笑)

 

寒くなった週末は、到来物のいず萬さんのひろうすを使って8人分ほどのおでんを作り、お世話になっているお宅にお届けにあがる。ここ数年で一番の出来栄えだったので、タコを加えるかどうか最後まで悩むが、現場で決めてお鍋の中にどどっと投入したところ、大正解。鍋からはみ出るほどにうず高く積まれたお揚げさん、練り物、しらたきなどがあっという間に無くなっていくのを、側で飲みながら眺めているのは作り手にとってとても幸せ。

今回のおでんネタは関西風具材にアレンジを加えて、牛すじの代わりに豚スペアリブ、鶏肉、タコ、ソーセージ、ひろうすなどの練り物、卵、大根、人参、里芋、結び昆布、しらたき、こんにゃく、お揚げ、厚揚げ。本当はここにはんぺんも加えたかったのに、自宅に置き忘れてきてしまった(笑)

<ごはん日記>