300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

49冊目『このひと皿でパーフェクト、パワーサラダ』から6回めは揚げだこと揚げ長芋の和風サラダ

[49-6]『このひと皿でパーフェクト、パワーサラダ』より6回めは揚げだこと揚げ長芋の和風サラダ(p.66~)

坂田阿希子著、 学)文化出版局発行、 デザイン 湯浅哲也、撮影 邑口京一郎、スタイリング 久保原恵理、 編集 松原京子、浅井香織、2017年6月5日初版発行 

雪や寒波が原因でスーパーには品切れもあって、野菜なぞはさらに高くなっている気もするが、見ないふりをしてサラダ作りを敢行。

調理時間:15分ほど 

主な材料:ぶつ切りにした茹でだこの足、輪切りにした長芋、食べやすい長さに切った水菜と三つ葉、薄皮をむき食べやすい大きさに切った八朔、白い部分をできるだけ削ぎ千切りにした柚子の皮、白炒りごま [ドレッシング] 柚子果汁、しょうゆ、塩、オリーブオイルなど 

調理の流れ:ボウルにオイル以外の調味料を加え混ぜ合わせてから、オイルを少しずつ加え混ぜる。野菜を切り分け、水気をしっかりときる。長芋に調味料、片栗粉をまぶす。小鍋に食用油を熱し、長芋が色づくまで揚げたら、ドレッシングに浸ける。たこもさっと揚げ、ドレッシングに浸ける。水菜、三つ葉を加え和えたのち、八朔、柚子皮、ゴマを入れてさっと混ぜ、器に盛る。

出来上がった料理:久しぶりに揚げ物を作ったが、緑野菜と柑橘が加わることで、罪悪感よりも油分のうま味と香ばしさで口福が増すサラダを再現した。

長芋のさっくりした食感に、油で揚げることで、カリッとした表面の噛みごたえが生み出され、ドレッシングをまとうと程よいねっとり感も残り、これだけでご飯が食べられるかも?という美味しさ。そこに口の中で、噛めば噛むほどうま味が出るタコと、水気が出ない柑橘である八朔やこの季節が旬である柚子の皮、三つ葉などの香り、しゃっきしゃきの水菜の食感とが合わさり、日本酒もすいすい進んじゃうお味。

葉野菜の緑、タコの赤み、柑橘類の黄色にポイント使いの炒りごまの色味のバランスもとっても良くって、普段だけでなくおもてなしにも十分使える。

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水菜と柑橘類の相性が良いのは知っていたが、揚げ物もぴったり。あ!そういえば、お揚げさん(油揚げ)と水菜をさっと煮るのは京都の定番料理だった(笑)

 

本blogを読んでいただいている方は、時折妙な時間に更新していることに気がついていらっしゃると思うが、仕事を終え、料理しながら飲み、家事を済ませた後ぽてんと寝ていることが多い。水曜の夜もお酒をつぅうーと飲んだ後はスライムのように寝ていた。4時頃にお風呂に入らねばと再び人間として活動始め、入浴、朝の洗濯、お化粧、お茶を沸かし終えてほっこりしたあたりから、水が出なくなる。洗面所、お台所、浴室のどの蛇口からも水、お湯が出てこない。トイレの水も枯れている。

気温が氷点下になるので水道管の凍結喚起が出されていたが、さっきまで出ていたよね。あれれ?で、しばらく待ってみたものの、復帰する様子がないのでライフラインの一部を失った部屋から避難することに。共有部分に出るとポタポタ水音が響き渡っており、よく見るとエレベーター室から水が降っているし、階段室は軽く洪水状態。動き回っている管理人さんに遭遇し、上階の共有水道管が凍結、破裂したことを知る。

予告されている断水なら心構えもできるが、あって当たり前だと思っている水をいきなり断たれると混乱するものだなぁ。帰宅後、水栓をひねって水が出た時はその有り難みを十二分に感じた。という事情で昨日のblogは休ませてもらった。

まぁしかし、だらしなく寝こけ、早朝に目覚めたおかげで朝の家事を全て済ませられた。何が幸いするかわからないもので(笑)

久しぶりの大寒気団が訪れている日本列島。休日くらいお布団の中でゆるゆる自分を甘やかせられますように。


打首獄門同好会「布団の中から出たくない」

布団の中から出てえらい 布団の外は寒すぎるから  布団の中から出てえらい 布団の中はあたたかすぎるから   朝 目が覚める 布団の中で起きる 布団の外に旅立って いちにちが始まる いちにち終わったら いちにち疲れたら あたたかい やわらかい 布団が待っている 〜 "布団の中から出たくない/打首獄門同好会"〜

<ごはん日記>