300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

51冊目『主役スープ150』から初回は明太クリームスープ

[51-1]『野菜たっぷり具だくさんの主役スープ150』より初回は明太クリームスープ(p.18)

エダジュン著、 株)誠文堂新光社発行、 デザイン 萩原美和、撮影 福井裕子、スタイリング 木村遥、 編集 太田菜津美、2017年10月12日初版発行 

朝はパラっと雨も降り、雪が降った春分の日の名残もあったが、お昼からはすっかり春の日差しの木曜からはスープ本を紹介する。

調理時間:30分ほど(野菜だしは、取れているものとして)

主な材料:食べやすい大きさに切ったジャガイモ、小房に分けたブロッコリー、小口切りにした青ネギ、ほぐした明太子、牛乳、生クリーム、野菜だし(本書にレシピあり)、麺つゆ、粗びき黒こしょう、バター。(ジャガイモは皮をむき、食べやすい大きさに切り水に浸す(本では4等分と記されているが、もう一回り小さい方が火が通りやすい)

調理の流れ:鍋にバターを入れて火にかけ、溶けたらジャガイモを加えて焼き色がつくまで炒める。野菜だし、ブロッコリーを入れてジャガイモが柔らかくなるまで煮込む。牛乳を加え、沸騰しないように温め、麺つゆ、生クリームを加えて味見をする。ふつふつとしてきたら火を止め、明太子を入れて溶きほぐし、器にもり青ネギを散らす。

出来上がった料理:キャベツ、玉ねぎ、人参に鶏もも肉を入れて煮込んだ野菜だしを使うことで、基礎のお味ががっしり支えてくれて、間違いなく奥深く美味しく出来上がるスープ。バター、牛乳、生クリームという老若男女大好きな旨味御三家が入るが、こっくりとした濃さよりも、野菜だしをじっくりと味わえる絶妙のバランスでレシピが作られている。

ほくほくのジャガイモはもちろん美味しいが、柔らかくなりすぎず、歯ごたえを残して仕上げるブロッコリーが、プチプチと弾ける明太子と白いスープにあいまって、とっても美味しい。お肉が大好きな子どもたちも、こってりしたものは胃がもたれるという方も、程よくあっさりしつつも奥深さのあるこのスープなら喜んで食べてくれそう。青ネギの香りがまた良いのです。

リゾットへの展開レシピも記されているから、あまったり、スープだけでは物足りないけれど、もう一品作るには気力が…という時にも活躍しそう。

f:id:mutsuki:20180322090422j:plain

明太子は1パック買ってきても使いきれないので、必要分を使ったらすぐに冷凍保存する。スパゲティと和えたり、タラモサラタ、その他野菜との和え物に使えるのでストックしておくととっても便利な食材。 

 

 

 

スポーツクラブの更衣室にて着替えている最中に流れてきた曲。えと何だったっけ?で調べてみたが、なんで忘れていたんだろう?と我を疑うレベルでUK音楽シーンには欠かせない曲だった。UK繋がりでは火曜にStella McCartneyが表参道の路面店に来ていたのに、近くに居たのにばったりと会える幸運はつかめず、残念だった。UK繋がりではないがZEDDも来日中で、お花見の頃の日本はアーティストにも海外からの観光客にも大人気。


Culture Club - Karma Chameleon

<ごはん日記>