300と数十日の食卓

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54冊目『和えるおかず』から5回めは鶏肉と焼ききのこのだしじょうゆ和え

[54-5]『和えるおかず』から5回めは鶏肉と焼ききのこのだしじょうゆ和え(p.32~)

坂田阿希子著、 株)世界文化社発行、 ブックデザイン 縄田智子 L'espace、撮影 新居明子、スタイリング 佐々木カナコ、取材・構成 新田草子、編集 北野智子 2017年7月25日初版発行 

東京では神社のお祭りが賑やかな季節。秋だ。

調理時間:40分ほど

主な材料:皮をはいだ鶏むね肉、石づきを切り落としスライスしたしいたけ、ばらばらにほぐしたしめじ、食べやすい大きさに切ったエリンギ、ほうれん草、みじん切りにしたドライトマト、だし汁、しょうゆ、酒、千切りにしたしょうが、オリーブオイルなど 

調理の流れ:鍋に水を沸騰させ、酒を加え鶏肉を入れたら火を止め蓋をして蒸らす。粗熱が取れたら手で細かくほぐす。

[鶏肉を蒸している間の作業]大きめのフライパンにオリーブオイルを注ぎ入れ、しいたけ、エリンギを並べたらしめじを隙間に埋めるように置き、強火であまりいじくり回さないようにして全体に焼き色がつくまでしっかり焼く。焼き上がりに塩を振りかけておく。ドライトマト、だし汁、しょうゆを計量カップなど小さな器に混ぜ合わせておく。熱湯に塩を入れ、ほうれん草をさっと茹で、水気を切る。粗熱が取れたら手で縦に裂き、食べやすい長さに包丁で切る。小さめのフライパンにオリーブオイル、しょうがを入れ火にかける。香りが立ち、からりと揚がったら、すぐに鶏肉に回しかける。

きのこ類、ほうれん草、鶏肉をさっくり混ぜ合わせ、合わせ調味料で和える。

出来上がった料理:「肉の”和え”おかず」より、鶏むね肉を使った和風の和え物を再現した。

むね肉はももよりも肉質があっさりしている分、つい加熱しすぎて固くなってしまうが、レシピに記載されている時間を守れば、しっとり、うっとりするほど美味しく仕上げられる。本には載っていないが、皮は必ず外すこと。むね肉を蒸す際に一緒に鍋に入れればよいスープが出来るし、そうでなければ冷凍保存。鶏ガラ出汁をとる際に加えたり、鶏皮せんべいを作れたりもする。もう一点注意すべきは、キノコを焼くフライパンの大きさ。エリンギの大きさにもよるが、21cmのフライパンでは並び切らない。断面の大きなしいたけ、エリンギを優先して、しめじには程々に頑張ってもらおう(笑)

うまみ成分であるグルタミン酸たっぷりのドライトマトとだし汁のダブル使いで、奥行きの深い味が生み出される。そこに清涼感のあるしょうがの香りをまとわせたオイルが加わると、今まで口にした事はないけれど、あぁ、これはこれからかなりの頻度で食卓に上がるだろうなぁと予期させるお味の和え物になる。実際のところ、わたしはこの夏だけで10回近く作ったお気に入りの一品。余れば翌日の素麺の具材にもぜひ。

そうそう。出汁がなければ、鶏肉を茹でた汁で代用しても良いだろう(わたしはだし醤油と茹で汁を合わせている)

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オイルを少し使っているものの、体によくて、美味しいものを食べられているなととっても満足させてもらえる。(ほうれん草が少なく見えるが、実際はもっとたっぷり)

 

北海道で地震が起こり、想像を超えた規模での停電が発生。大阪での地震、西日本の水害、台風被害など、各地復旧までまだ時間のかかる事がたくさんある。募金、ボランティア、観光旅行、他にもいろいろな支援の形があるだろう。まずは、まだ避難生活や、復旧作業が行われているのを、被災地のことを忘れないでいてほしい。

最近、ネガティブな気持ちになったり、やけっぱちになっているときに見てもりもりっと元気をもらう動画。ちぃたん⭐︎ムッチャ可愛い。これが一番有名なもので他にもたくさんあるので、気になった方はyoutubeを。


倒れない棒が二度と起きれなくしてみましたっ☆

 

<ごはん日記>