300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

57冊目『料理が身につくお弁当』から6回めはフライ弁当

[57-6]『料理が身につくお弁当』から6回目はフライ弁当(p.28~)

角田真秀著、PHP研究所発行、撮影 今清水隆宏、デザイン 福間優子、スタイリング 朴玲愛、取材・原稿 福山雅美、 2019年3月27日初版発行 

あら!揚げ物が続くことに。でも、ストレスがたまると油で揚げたもの、食べたくなりません?

調理時間:25分ほど(炊飯時間は除き)

主な材料:[チーズささみカツ] 鶏ささみ肉、溶けないタイプのスライスチーズ、溶き卵、塩、小麦粉、パン粉、油 [青ねぎの卵焼き] 卵、水、砂糖、しょうゆ、小口切りにした青ねぎ、サラダ油 [オクラの梅おかか和え] さっと塩ゆでしたオクラ、包丁でたたいた梅干し、しょうゆ、かつおぶし [パプリカ炒め] 食べやすい長さに切ったパプリカ、塩、こしょう、オリーブオイル 

調理の流れ:[チーズささみカツ] 鶏ささみ肉は白い筋を取り除き、半分の厚さになるように開き塩を振ってからチーズを巻き込む。小麦粉、溶き卵、パン粉の順番にくぐらせて油で揚げる。 [青ねぎの卵焼き] 卵、青ねぎと調味料をボウルに入れて菜箸で混ぜる。フライパンに油を入れ卵液の半量を流し入れてオムレツのように形を作る。残りの卵液を流し入れ、先ほど焼きあがった卵焼きの下にまでしっかり液を流し入れクルンとひっくり返す。[オクラの梅おかか和え] オクラはヘタを切り、斜め薄切りにする。叩いた梅とかつおぶしを混ぜ合わせ、オクラを和える。  [パプリカ炒め] フライパンに油を入れて熱し、パプリカを入れさっと炒めたら塩こしょうをして、さらに炒める。(※今回は昨日の作り置き)
作る手順としてはささみカツ、卵焼き、オクラの梅おかか和えとパプリカ炒めかな。(冷めにくい順)

出来上がった料理:フライ弁当の主菜として掲載されているヒレカツ、海老フライ、梅しそミルフィーユカツ。どれも魅力的だがチーズとささみ好きなのでこれをピックアップ。
淡白なささみはチーズのまったりしたコクを引き立てているし、揚げるとさらに食べ応えがあってお弁当にぴったり。
揚げ物には酸味の効いたものを選びたく、オクラの梅おかか和え。汁気も出にくいし、これからどんどん美味しくなる季節の野菜は料理の腕を補ってくれるくらいに、しっかりとした味とパワーを持っているからなるたけ食べたいところ。スーパーで見かけて、あ、これ美味しそう!と感じられる野菜の感度をあげることは料理上手への一歩だとわたしは思う。
本書では煮卵が添えられているが、仕込んでいた分を使い切ったので、当日手軽にできて具材によって食べ飽きない卵焼きを作ることに。青ねぎ入りの卵焼きは好物のひとつ。 f:id:mutsuki:201905fcsb

家ご飯用にチーズささみカツを作ったなら間違いなくビールを飲んでいるが、お弁当箱に入っているのはとっても健全な味がするの。不思議だけれど器によって味って、正しくは食欲の火のつき方はちょっとだけ変わるのかもしれない。

 

本日東京のラジオ番組リスナーアンケートでこれまで交通事故に遭ったことがある人をとっていたら、55%。2人に1人は遭っているし、2度以上の人も含まれているから事故率の高さに唖然とする。以前はヘッドホンで音楽を聴きながら歩いていたが、逆走してくる車や猛スピードでやってくるハイブリッド車など怖い思いをしてきた結果、音楽は列車移動時のみ聴くようになった。そうやってまぁまぁ気をつけているのに遭う時は遭うんだな。
やってはいけないことリストが多いならいっそのこと松本へ行っちゃうか!行っちゃいたい!という衝動にかられたが、就寝中にぼうぼう熱を放出し、汗まみれになるのがおさまらず、万が一何かあったら大変だと一生懸命大人のフリをする。引っ越す前に松本、諏訪に静岡は絶対行くとして、青森か秋田へも旅したい。早く元気になれ。わたしの体。

<ごはん日記>