300と数十日の食卓

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57冊目『料理が身につくお弁当』から最終回はおにぎり弁当

[57-7]『料理が身につくお弁当』から最終回はおにぎり弁当(p.51~)

角田真秀著、PHP研究所発行、撮影 今清水隆宏、デザイン 福間優子、スタイリング 朴玲愛、取材・原稿 福山雅美、 2019年3月27日初版発行 

体調が整わず、更新があいた。

調理時間:25分ほど(炊飯時間は除き)

主な材料:[基本のしょうゆ唐揚げ] 一口大に切った鶏もも肉、しょうゆ、酒、砂糖、つぶしたにんにく、溶き卵、小麦粉、揚げ油 [小松菜のおひたし] 茹でた小松菜、しょうゆ [オイスターしょうゆ卵] ゆで卵、酒、しょうゆ、みりん、オイスターソース

調理の流れ:[基本のしょうゆ唐揚げ] 合わせた調味料に鶏もも肉を揉み込み、冷蔵庫でマリネする。鶏肉の汁気をきって小麦粉をつけ、揚げる。 [小松菜のおひたし] 食べやすい長さに切った小松菜をしょうゆで和える。 [オイスターしょうゆ卵] 小鍋に調味料を入れ、一旦沸騰させたらそのまま冷まし、ゆで卵を加え冷蔵庫で漬ける。 

出来上がった料理:本書の最終回は大好きなおにぎりの入ったお弁当を再現。ご飯を詰めるだけじゃ駄目なの?手にも米粒がつくし、手間をかける意味って?と思われるかもしれないが、口にしてみれば納得。お米の粒と粒がぎゅっと締まっているからお箸から口に運ぶ時にぼろっとこぼれにくくて、手早くきれいに食べることが出来る。
せっかくご飯が食べやすく考えられているのなら、添えるものもお箸で扱いやすいものを!で、唐揚げ、煮卵にあまり汁が出にくい小松菜を選ぶ。

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小松菜と唐揚げは馴染み深い味に、煮卵はオイスターソースで少し変化をつけて、全体のバランスをとってみた。おにぎりに振りかけたゆかりは母のお手製。

まとめに代えて:主菜として鶏の唐揚げ、魚、三色そぼろ、フライ、ミートボール、肉巻き、のっけ、ソテー、おにぎりという9本の柱にそれぞれのアレンジが4〜7種類提案されていて、続くは卵料理、ご飯、副菜という構成。主菜1プラス卵1プラス副菜1というお弁当の作り方と色味(白、茶、緑、黄、赤から3色)、味(しょうゆ、塩、みそ、甘み、酸味から3つ)、食感が異なるものを入れればなおさらよしという方程式が提示されている。
料理を作り始めた人で戸惑いがちなのは組み合わせ。ここで勧められているポイントを押さえるとお弁当作りだけではなく日頃の献立作りでも悩まずにすむ。そして何気ないことだけれど、食材別の索引もつけられているのって本当に便利。

 

一緒に事故にあったiphoneの具合が優れず、予約したapple storeで診断してもらう。珍しい症状だったようだが、幸いなことに保証期間内だったので製品交換してもらえた。てっきり修理行きかと思っていたのに、この大陸的な対応に久しぶりにappleを惚れ直す。
体がだるいままなのでちょっと懐かしめの曲を。


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<ごはん日記>