300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

3冊目『ケンタロウのいえ中華』よりごまごま冷やし中華など

[3-2]『ケンタロウのいえ中華』より2回目「ごまごま冷やし中華」(p.65)、「鶏とれんこんでオイスターソース炒め」(p.12~)

ケンタロウ 著、講談社発行、スタイリング 肱岡香子、写真 白根正治、編集 安武晶子 2002年5月15日発行

本のページをめくりながら、これとあれを組み合わせると良いかなぁ、いや、こっちも良さそうと献立をワクワク考える中華週間二日目。

「ごまごま冷やし中華」(p.65)

蒸しっとする夏の日差しの下で食べたくなるもの。その一つがツルツルのどを通る冷やし中華。オフィス街の飲食店の「冷やし中華はじめました」という張り紙が出されると夏な風物詩でもある。関東では酢醤油よりも胡麻だれ味が人気とのことで、練り胡麻、辛子に醤油、酢の入ったこのレシピは関東よりかもしれない。(冷し担々麺の流れと考えると丸く収まるか)最後に加えて和えるだけの生のセロリの香りと食感がたまらない冷麺。作り方にはないが、わたしの好みにより生のセロリには、塩少々を加え、軽く揉み込んで使った。

「鶏とれんこんでオイスターソース炒め」(p.12~)

いくら暑くとも冷たい品だけでは物足りないので、温菜も一品。手持ちのフライパンはこの料理をするには不向きで、小さな口径の土鍋で作ったため、予想以上に時間がかかった。強火で調理しながら早く美味しそうな色にならないかなと待ったかいがあって、鶏肉そのものの味と、鶏肉のあぶらで炒めたレンコンが美味しいこと。

そのほか下の画像に写っているのは、残っていたシャキシャキセロリ炒めに唐辛子を加えたものと、ザーサイのラー油和え。どちらも単体で酒肴としていけるし、口直しに冷やし中華に和えると美味しそうだったので副菜として採用。

実家では常に3人以上のご飯を用意してきたので、夕食時には中華を作ることが多く、少人数のとき、一人ご飯のときはなんとなく敬遠していたのだけれど、いやいや、十分においしく、これまでの二冊に比べるとこんな簡単でいいのかな?と驚くほど手軽に作ることが出来る。

ごまごま冷やし中華

料理日記