300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

4冊目『有元葉子のひき肉料理』よりベトナム風つくね

[4-2]『有元葉子のひき肉料理』より2回目、ベトナムつくね(p.34~)

有元葉子 著、株)ポプラ社発行、スタイリング 千葉美枝子、写真 邑口京一郎、編集 松原京子 2012年10月20日発行

副菜で野菜は補いつつも、がつっりと男性好みのケンタロウお料理週間の後は、生の野菜をがしがし食べたくなったので2回目は「ベトナムつくね」を作る。

必須素材は香菜と赤唐辛子。ベトナム料理といえば特徴的なスペアミント(本書ではミントの指定は無い)は味の複雑みを断然増す食材なので叶うことならご用意を。スペアミントも香菜も好みでない場合は、茗荷や大葉をつけ添えるのも和風アレンジとしてよさそう。

食べた後の感想として、ヌクチャム(つけタレ)に生のニンニクみじん切りを使うから、食べ終わって濃いめのお茶を飲んだあとも口の中に匂いがとどまる。食べた後の予定によっては生のニンニクの分量を加減した方がよさそうだ。その他、みじん切りにしている間も目にひりひりと刺激がある生の立派な赤唐辛子(1本15cm以上)を使ったため、今回はレシピの指定分量の1/2〜1/3にとどめた。

韓国のサムギョプサルのベトナム版のような料理で、レタスの上にこんがり焼いたつくね、香菜、ミントをのせて、ヌクチャムにつけるとこの季節はビールがとまらなくなる。生の野菜を別皿に用意しておき、食卓のホットプレートで焼いたあつあつのつくねを包んで食べるのはおうちごはんだったり、友人を招いての気兼ねない宴でもきっと盛り上がる料理。

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<料理日記>