300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

8冊目『バラッツ流!絶品スパイスカレー』よりジンジャーポークカレー

[8-2]『バラッツ流!絶品スパイスカレー』から2回目はジンジャーポークカレー(p.108~)

メタ・バラッツ著、ナツメ社発行 撮影 今清水隆宏、スタイリング 宮崎夕霞、編集 吉原信成/梅津愛美、 2016年7月4日第1版発行

今年もようやくと暑い夏の到来で、建物やメトロの地下道などの空調の効き具合と外気の差が身体にきびしくなってきた。こうなってくると身体を温めるしょうがの沢山入ったカレーが食べたくなる。

調理時間:2時間ほど(豚肉をマリネ液につけ込む時間を含めて)

主な材料:マリネ液以外はこのような材料。パプリカパウダーを使うのはインドカレーでは珍しいが、その他のパウダースパイスも入手しやすいものばかり。(注:本書では4人分として材料が指定されているが、画像は半量)

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似ているように思えるポークヴィンダルー(本書)と作り方を比較してみる。こちらはホールスパイス、G&G、玉ねぎにトマトに豚肉を順に加え炒め煮る通常のスパイスカレーの手順だが、ポークヴィンダルーは玉ねぎ、G&Gにスパイスと調味料をミキサーでペースト状にしたマリネ液に豚肉をつけ、それを炒め煮ていくので随分異なる。

出来上がった料理:辛さ控えめで、しょうがの風味がきいていておかわりをした位に美味しいカレー。

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ひとりのお客さまに「冷房が強くて寒い」と言われると対応しなくてはならない飲食店や美容院などは、この季節の空調管理にかなり気をつかっている(らしい)が、それでは交通機関などはどうしてるんだろう?と疑問に思っていたら、冷房が苦手な方は弱冷車をご利用くださいという東京メトロのアナウンスに本日気がついた。なるほど。
<料理日記>