300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

14冊目『ベジ豆カレー』よりごぼうと舞茸の黒いカレー

[14-5]『ベジ豆カレー』より5回めはごぼうと舞茸の黒いカレー(p.67)

マバニ マサコ著、株)柴田書店発行、 撮影 日置武晴、デザイン 中村善郎、スタイリング マバニ マサコ、編集 長澤麻美 2009年12月25日第1版発行

本日は旬の野菜をつかったカレーを再現する。

調理時間:20分ほど

主な材料:画像の他、市販の炒め玉ねぎ、トマトペースト、生クリーム、塩など

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調理の流れ:鍋に油を入れて火にかけ、生姜とニンニクを入れ香りをたたせる。水で溶いた玉ねぎペースト、ごぼうと水を加え蒸し煮にする。その後キャベツ、舞茸、トマトペーストにパウダースパイスと塩を入れ蒸し煮。生クリームを入れとろみをつける。

出来上がった料理:秋のお野菜をたくさんとりたかったので、ごぼうと舞茸の黒いカレー(p.67)さつまいものドライカレー(p.64)をあい盛りにし、いんげんのソテーを添えた。黒いカレーは、薄切りにしたごぼうのしゃくしゃくした食感と舞茸の香り、旨味を生クリームの力でまとめいる。市販の炒め玉ねぎを使うことで、時間と手間を省けるのもうれしいところ。さつまいものドライカレーは前職で繋がりのあったタミルナドゥー州の家庭料理で、青唐辛子とマスタードシードを入れることでさつまいものほくほくとした甘みが引き出されている。

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この本からのレシピの再現も残るところあと一品。ほぼ3種のスパイスをベースにして入手しやすい野菜を使う手軽なレシピが多く、楽しく料理することが出来た。まとめは最終回にしすることにして、本日のレシピでは、ごぼうに舞茸の取り合わせは思いつくが、キャベツも加えるのが面白いと感じた。

歯の治療がほぼ終わり、歯ごたえのあるごぼうを食べ、きちんと素材の味を楽しめるのがうれしい。おせんべい、お肉、お餅にフランスパンなど、ここしばらく食べなかったものをようやく口にすることが出来る。わぁ楽しみ、何を食べようと想像しながら、けれどあまり噛まなくとも美味しく味わえる料理についても、これからもっと勉強したい。みんなに優しい料理はこれからのわたしの課題。

台風の後、秋らしい澄んだ空が広がっていた金曜日。読みたい本も料理したい食材もたっぷりあるのに、今のところ睡眠の秋となっている。こんなに寝ていたら、11月以降は冬眠状態に入りそうだが、ようやく過ごしやすい気温となった秋の休日、みなさまお楽しみください。

<ごはん日記>