300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

16冊目『割合で覚える和の基本』より4回めは肉じゃが

[16-4]『割合で覚える和の基本』より4回めは肉じゃが(p.6~)

村田吉弘著、NHK出版発行、 撮影 山本明義、デザイン 中井有紀子、スタイリング 肱岡香子、編集 米村望、奈良結子、 2001年10月15日第1版発行 2016年2月20日第45刷発行

牛丼を作る際に多めに買い冷凍していた牛肉を使って、おうち和食の定番肉じゃがを村田さん流に作った。

調理時間:30分ほど(じゃがいもを茹でる時間を含め)

材料:牛薄切り肉、じゃがいも、たまねぎ、絹さや、しょうゆ、みりん

調理の流れ:皮をむいて食べやすい大きさにきったじゃがいもを水から茹でる(レシピでは電子レンジを使用)。鍋にサラダ油を熱し、1cm幅に切ったたまねぎとじゃがいもを炒める。全体に油が馴染んだら、合わせ地、牛肉を加えて煮込む。一定量まで煮つめられたら絹さやを加えてさっと火を通す。

出来上がった料理:仕上がりを見せるまでもなく、みんなが大好きな肉じゃが。材料、手順ともプロらしく必要最低限で、間違いなく美味しく仕上げられるレシピとなっている。肉から出る出汁と玉ねぎの甘み、しょうゆ、みりんを吸い込んだほくほくのじゃがいもの美味しいこと。彩りにとにんじんも入れたくなるが、野菜はじゃがいもとたまねぎだけで十分だと気がつかされる。和食は少なめよりも多めに作るほうが美味しく出来るので、肉じゃがも多めに作り、冷蔵庫に入れておくと便利。

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食べ飽きるということは滅多にないだろうけれど、作りすぎた場合はカレー粉少々を加えて味に変化を持たせてもよい。

(絹さやが400円近かったので、今回はモロッコいんげんを利用した。近くのスーパーですらその値段で新宿三丁目ではさらに高騰、青山ともなると千円近くに!いやはや、すごい)

友人が上げているダンスの動画を観るためミュートで再生すると、Pen-Pineapple-Apple-Penということばが頭に浮かぶ。いや全く違う曲で踊っているのだが、一度脳内で点滅したピコ太郎のテロップは容易に消えず…しまった(笑)強烈な破壊力をもつインド人のカヴァー版を数日前に観て、そのまま引きずってしまっている。今週末はペンパイナッポーアッポーペーンと口ずさみながらひたすら陽気に過ごす事にしよう。一足早いけれど、みなさまの十月最後の週末がたのしいものとなりますように。


PPAP (Pen Pineapple Apple Pen) - Live Banned | Awez Darbar Choreography

<ごはん日記>