300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

19冊目『行正り香のお酢料理』より初回はにんにくと砂肝のピクルスなど

[19-1]『行正り香のお酢料理』より初回はにんにくと砂肝のピクルスなど(p.40)

行正り香著 家の光協会発行、 撮影 川上輝明、スタイリング 澤入美佳、ブックデザイン  奥村啓子、 2015年6月6日第1版発行

スープの次はお酢を使う料理本よりレシピを再現していく。先ずは鶏肉を使った2品。

調理時間:にんにくと砂肝のピクルス(p.40)---5分ほど、2ミニッツお酢レバー(p.52~)---5分ほど

主な材料:砂肝---砂肝、すし酢、しょうゆ、酢、塩、にんにく。レバー---鶏レバー、にんにく、オイスターソース、酢、すし酢、砂糖、しょうゆ等。

調理の流れ:砂肝---調味料を鍋に入れて沸騰させてから、固い部分を取り除いた砂肝を加えてさっと煮る。余熱で火を入れる。レバー---調味料を鍋に入れ沸騰させた後、煮詰める。レバーとにんにくを入れてしばらく煮る。余熱で火を通す。

出来上がった料理:砂肝のピクルスは著者がイタリアで出会った料理を和風にアレンジしたもの。味見をした際はお酢のすっぱさが口と鼻を抜けていき驚いたが、しばらく置くとつんとした刺激がまろやかな旨味に変化し、食べだすと止まらない美味しさになる。余熱で火を通した鶏レバーはふわっと柔らかくて、オイスターソースがレバー独特の味を和らげているので、苦手な人に一口食べてみたら?と勧められるくらいに食べやすいお味。どちらの皿も、お酒を飲みながらちびちびとつまむと、おうち飲みが一段と楽しくなる。砂肝はワインを、レバーはしきりと日本酒をよぶ味なのに今宵我が家に日本酒が無くて困った。

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この2つの料理のポイントは肉を加熱しすぎないこと。内臓系だから十二分に加熱したい気持ちを抑えて、レシピに従ってみよう。もしかしたら一度めは加熱しすぎるかもしれないけれど、多少固くてもまた作って食べたくなるほど病み付きになるお味だから、何度か作って自分が納得出来る柔らかさに近づけるくらいの気持ちで。

昨夜もよく飲み、本の間に指をはさんだ状態で午前三時過ぎまで眠る。家事をこなさなきゃと布団から身体を引きはがし、ゆるゆると雑事をこなしblogを更新した途端に、床が動く気配。あれ?まだ酔っているのか?と疑っている間にゆらゆらと長い横揺れがやってきた。高層階ではないのに、揺れで酔いそうになる。しばらく様子を見てから散歩に出ようとNHKの番組を観ていたら、ヘリコプターが飛んで行く音がしきりに聞こえてきて緊張感が高まるが、外に出るとスマホを眺めながら歩く人がいつもより多い位で普段と変わらない朝がひろがっていた。

明日は勤労感謝の日。休日がオフなのは久しぶり。

<ごはん日記>