300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

28冊目『ごはん同盟のほぼごはん弁当』から3回めははらこめし

[28-3]『ごはん同盟のほぼごはん弁当』より3回めははらこめし(p.95~)

 しらいのりこ著、社)家の光協会発行、 撮影 キッチンミノル、スタイリング 久保原恵理、デザイン 根本真路、  2017年2月1日初版発行

朝散歩をしていたらすぐ目の前を鶯がすいぃと飛びいき、愉快になった金曜は宮城名物のお弁当を作る。

調理時間:1時間ほど(鮭を漬込む時間を含め)

主な材料:米、生鮭の切り身(一口大に切る)、しょう油、酒、みりん、イクラしょうゆ漬け、のり

調理の流れ:鮭はしばらく調味料に漬込んでから、取り出す(つけ汁はとっておく)。炊飯器に研いだお米とつけ汁を入れ適量の水を足し、鮭をのせて炊く。炊きあがったご飯の上にちぎったのりをまぶし、鮭、イクラをのせる。

出来上がった料理:「第4章 具材を炊飯器に入れるだけ炊き込みごはん弁当」より宮城名物はらこめしを再現した。出汁用のお昆布をひとかけ入れたい気持ちを抑え、鮭の実力を信じてごはんの炊きあがりを待つ。炊きたてを一口味見するが、うん。美味しい。

冷めてさらに味が馴染んだごはんに海苔の香りと、イクラのぷにゅっとした食感と濃厚な旨味が口の中にあふれて、糸井重里じゃないけれど思わず「うみゃーい」とつぶやく。鮭とイクラの黄金コンビに美味しいごはんをあわせて食べられる国に生きていて幸せだなぁ。

でもこのハレの日お弁当、職場共有スペースでみんなと食べるとなると少しばかり華やかなので、イクラをお土産でもらったとか、イクラしょうゆ漬けを家で作ったとか上手な理由が必要になるかもね。

f:id:mutsuki:201703hkmb

多くの人にとって一週間の終わりで気持ちが浮き立ち、わたしを含めて土日が仕事のピークの人にとっては気合いが入る金曜日(特に月末)は少しばかり贅沢をしてもいい。行きつけのスーパーは北海道フェアでイクラもお買い得だから等と言い訳をしながら高級食材で身体を甘やかせる。

今日は半年前からの懸案事項の一つをようやく解決できて、ひどくほっこりしている。そうしてこのところ体調が優れなかったのは精神的な負担が多かったんだなと思い当たる。これから少しずつでも課題を乗り越えられそうなら、この80's色の濃いtuxedoの4月の来日公演@渋谷visionに行ってみたい。

生きているといろいろあるけれど、みなさま、よい週末を。

Tuxedo - Do It (Official Video)

<ごはん日記>