300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

30冊目『小林カツ代のおべんとう決まった!』から7回めは小林家の肉丼べんとう

[30-7]『小林カツ代のおべんとう決まった!』より7回めは小林家の肉丼べんとう(p. 10~)

小林カツ代著、講談社発行、 撮影 青砥茂樹、スタイリング 坂井則夫 川崎万里子、アートディレクション 長友啓典、デザイン 加藤茂樹+K2、 1998年4月1日初版発行 2016年6月10日第25刷発行

狭い道を一度で右折出来なかった車がバックし始めたのでバックドアを叩いて後ろに人がいることを知らせ、事なきを得たラッキー?な月曜もお弁当を。

調理時間:15分ほど

主な材料:(主菜 小林家の肉丼・しいたけとピーマンのさっと煮 ) 薄切り牛肉、しょうが薄切り、しょうゆ、みりん、酒、水、しいたけ、ピーマン (副菜①粉ふきさつまいも)  さつまいも、塩など

調理の流れ:(主菜) 鍋に調味料としょうがを入れて煮立て、肉を一枚ずつ広げて煮る。肉を煮た汁が残っている鍋に水を注ぎたし、切り分けたしいたけとピーマンを入れて汁気が無くなるまで煮る。 (副菜) 皮をむいて食べやすい大きさに切ったさつまいもと水を鍋に入れて茹でる。柔らかくなったら茹で汁を捨て、塩をふりフタをして鍋を揺すりながら粉をふかせる。

出来上がった料理:「肉がメインのおべんとう」より量は少なくとも、お肉の存在感があるお弁当を再現した。いかに見た目でも満足させるかの工夫が写真付きで掲載されていて、わかりやすい。お肉の出汁がきいた煮汁で野菜も美味しく調理しましょうというのも一石二鳥で朝時間には嬉しい。

口直しは食物繊維やビタミンを含んでいるさつまいもを粉ふきに仕上げたもの。ほろりと優しい甘味で満腹感も得られる。

ピーマンのしゃっきりした食感と、しいたけ自体の水分が噛むごとに出てきて口のなかで煮汁と混じり合うのも楽しい。主役の冷めても美味しい味付けのお肉と汁がしみたごはんをもりっと食べた後は気分を一転して頑張れそう。(オリジナルで加えたのは塩と砂糖少々で煮たにんじん、塩揉みキャベツに茗荷の甘酢漬け)

f:id:mutsuki:201704kbb

豚肉も鶏肉も好きだけれども、ここぞというときの牛肉の特別感といったら。

日曜、仕事終わりはいつもの音楽友だちに誘われてライブへ。初見のkingonsは彼女のイチオシのバンドで、対バン騒音寺は10年以上前から見てきたこともありライブハウスで古参のファンに会い近況をやりとりする。ライブが始まりみんながそれは楽しそうに踊っている姿をみていると一番好きなバンドを持たなくなった今の自分が照らし出される。もみくちゃになって誰のだかわからないほど汗まみれになっても気にならないし、最初の一音を聴いただけで理性がぶっ飛んで観衆をかきわけステージをめがけて飛び込んでいったり、2時間ぎゅうぎゅう詰めの状態でもこの人たちの音を一秒でも長く聴きたいと思わせてくれるバンドがかつてはあった。もうそんなバンドには巡り会えないだろうなぁ。でもね、あの頃の思い出とそんなバンドに出会えただけで、もうほんとうに満足出来ているからいいんだ、わたしは。

音楽の神さまどうもありがとう。


never young beach - 明るい未来(official video)

FMで聴いて良かったのでyoutubeで観たら、とってもかわいらしいmvで今度音源を買おうと決めたnever young beachの「明るい未来」。

<ごはん日記>