300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

38冊目『あえ麺100』、『らくつまみ100』から6回めは牛ひきとブルーチーズのにんにくクリーム麺など

[38-6]『あえ麺100』、『らくつまみ100』より6回めは牛ひきとブルーチーズのにんにくクリーム麺(あえ麺〜p.12~)、ゆでブロッコリーのアンチョビソース(つまみp.41~)、スライス玉ねぎとハムのビネガーマリネ(つまみp.75〜)

1:『あえ麺100』堤人美、夏井景子著、 株)主婦と生活社発行、ブックデザイン 小林沙織、撮影 東木村拓、スタイリング 大畑純子、編集 足立昭子、 2017年7月21日初版発行

2:『らくつまみ100』ワタナベマキ著、株)主婦と生活社発行、アートディレクション・デザイン 柳田尚美、撮影 木村拓、スタイリング 大畑純子編集 足立昭子、 2017年6月2日初版発行 

 京都とは比べものにならないものの、東京にしては湿度の高い火曜日はちょっと贅沢なうどん料理などを。

調理時間:15分ほど

主な材料:[あえ麺] 牛ひき肉、薄切りにんにく、ブルーチーズ、牛乳、醤油、冷凍うどんなど [茹でブロッコリー] 小房にわけたブロッコリー、アンチョビ、みじん切りにんにく、みじん切り赤唐辛子など  [玉ねぎのマリネ] 薄切り玉ねぎ、細切りロースハム、粗みじん切りパセリ、白ワインビネガー、フレンチマスタードなど

調理の流れ:[玉ねぎのマリネ] ボウルの中で調味料を混ぜ合わせ、玉ねぎ、ハム、パセリを加え混ぜ、オリーブ油で和える。(※冷蔵庫で少し冷やすとより美味) [茹でブロッコリー] 白ワインを加えた茹でブロッコリーを茹で食べやすい大きさに切る。刻んだアンチョビと調味料を小鍋に入れ少し煮詰めてからブロッコリにかける。  [あえ麺] オリーブ油、にんにくを入れたフライパンを火にかけ、香りがたったらひき肉を加え色が変わるまで炒める。ブルーチーズ、牛乳、醤油などを入れてふつふつチーズが溶けるまで煮る。茹でて水気を切ったうどんを加え和える。

出来上がった料理:「4章 ささっと手早く!炒めあえ麺」よりブルーチーズに牛ひき肉を合わせる少し個性派の温かい麺料理を再現した。ブルーチーズを使った麺料理と聞くとすぐに頭に浮かぶのがゴルゴンゾーラと生クリームにバターで作るペンネだが、今回のレシピではブルーチーズに牛ひき肉の旨味を加えたソースをコシの強い冷凍うどんにかける。チーズソースともっちり歯ごたえのおうどんの相性はニョッキのようでアリ。ペンネを茹でて、ソースにさっと煮絡ませると美味しいだろうなぁと想像してしまうが、大量のお湯を沸かす事、結構な量の塩を使うことを考えると、手軽に済ませたい時は冷凍うどんに落ち着くか…などとつらつら考えながら麺をすする。なおレシピの分量通りに作るとソースが余ったので、冷蔵保存して茹で野菜にかけることに。

副菜には「ゆでるだけ、焼くだけ」より、ゆでブロッコリーをアンチョビソースで和えた温菜と、「ストックつまみ」より冷蔵保存で3〜4日はもつ玉ねぎとハムのマリネを選ぶ。チーズソースが濃厚なので口の中がすっきりとする玉ねぎのマリネを作ったが、単体で白ワインのお供になる。美味しい。ゆでブロッコリーは残っていたさやいんげんも加え、アンチョビの旨味たっぷりのオイルソースで食す。本書内にも書かれているが、このソースはゆでジャガイモや焼いたかぼちゃなど応用が利くので覚えておくと便利。レシピ内にはアンチョビフィレを刻むと記されているが、使い切れないし家庭用ならペーストで十分。

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 時折温かい麺類が食べたくなってきた。身体(食欲)は正直だなぁ。季節が移り変わろうとしているのを察している。

 

夜になって、ひたいの上にぽとりと水を落とすと、じわぁと静かに湯気が立ち上るような気がするほど発熱。久しぶりに牛肉なんて口にしたからか(笑)熱を出すことで、八月に溜め込んだよろしくないものが身体から放たれるのをイメージしながらうつらうつら眠る。

<ごはん日記>