300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

41冊目『がんばりすぎないごはん』から5回めは牛こま肉の小松菜ソースがけ

[41-5]『がんばりすぎないごはん』より5回めは牛こま肉の小松菜ソースがけ(p.29~)

近藤幸子著、 株)主婦と生活社発行、 デザイン 塙美奈、撮影 福尾美雪、調理アシスタント 田中恵美、編集 小田真一、 2017年9月11日初版発行

カラッと晴れやかな金曜日は、サッと作れてあっさり食せる一品を。

調理時間:10分以内 

主な材料:牛細切れ肉、粗みじん切り小松菜、塩、みじん切りニンニク、レモン汁、オリーブ油など

調理の流れ:肉に塩コショウをふっておく。小松菜は水気が出るまで塩もみし、調味料と混ぜ合わせてソースを作る。肉を焼き、器に盛り、上からソースをかける。

出来上がった料理:「第1章 がんばりすぎない20のレシピ」より、生の小松菜をソースとして使う一品を再現した。

まな板の上で小松菜を刻んでいると、ふわっと青くて爽やかな香りが立ち上ってくる。塩を揉み込んでいると結構な量の水が出てくるがこれはソースの旨味に生きてくるので捨てずにレモン汁とオイルを混ぜ合わせる。お肉が多少脂っぽくてもこの生野菜を使ったソースを添えればすっきり美味しく食すことができる。これはお豆腐の上にかけても美味しそうだし、色々と展開できそう。

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生の小松菜を使うのはスムージーや野菜ジュースくらいかしら?珍しいなぁと思いレシピの欄外を読むと筆者はスムージーからこのソースを考えついたという。普段何気なく口にしたものでも考える人は新しいものを思いつけるんだなぁ。 

 

珍しく夜の予定が立て込んだ。水曜は新橋界隈、木曜は湯島から月島へと梯子酒、本日は築地のビルよりベイブリッジを眺めながら5種類以上の八海山を試飲させてもらってきた。まずは口当たりが軽くて非常に飲みやすいがアルコール度数は13度なので取扱注意の「瓶内二次発酵酒 あわ八海山」から「純米吟醸雪室貯蔵三年の八海山」などなど。いずれも個性があり美味しい中、ひときわインパクトが大きかったのは「本みりん 三年熟成 麹の蜜」(アルコール14度)のストレートと、大人気の甘酒を焼酎で割ったもの。以前日本酒研究会を開いていた時は、例えば山田錦のみ等と酒造米を軸に飲み比べをしたものだが、同じ酒造で飲み比べるのも面白い。さておき、日本酒は好きなものの、鯨飲が3日間続くと明日は控えようと考える。…す、少なくとも日本酒はしばらく休もう(アルコールを飲まずに済ませられる自信は全く無い(笑))

ひとりで夜を過ごしたくないなぁとぼんやり感じた時に、見計らったように飲みに行こうよと声をかけてくれる友だちの存在がとてもありがたい。

日曜から10月。コート姿の人も見かけ始め、くしゃみをしている人もちらほら。体調を崩す方も多いこの時期。週明けからいつもの自分らしく過ごせるような、気分転換だったりのんびりできる休日を過ごせますように。

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<ごはん日記>