300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

47冊目『365日のめざましスープ』から2回めはじゃがいもとキャベツ、焼きソーセージのスープ

[47-2]『365日のめざましスープ』より2回めはじゃがいもとキャベツ、焼きソーセージのスープ(p.46)

有賀薫著、 株)SBクリエイティブ発行、 デザイン 斎藤雄介、撮影 有賀薫、佳川奈央、編集 田上理香子、 2016年3月30日初版発行

真冬並みの寒さが到来したらしい。そこまででもないと高を括っていたらまんまと風邪を引いた水曜は、常備菜で簡単に作れるスープを。

調理時間:10分ほど

主な材料:皮をむいて大きめ一口大に切ったじゃがいも、ざく切りにしたキャベツ、ざく切りにした玉ねぎ、ソーセージ、鶏ブイヨン、粒マスタードなど。

調理の流れ:野菜を切る。油を熱した鍋にソーセージを入れじっくり炒める。美味しそうな焼き色がついたら玉ねぎを入れさっと炒め、じゃがいも、キャベツ、塩、ブイヨンを入れてしばらく煮る。味を整え、器によそい粒マスタードを添える。

出来上がった料理:「どうしておいしいのかな、ごろごろ野菜のスープ」より、しっかり食べ応えがある大きさのじゃがいもが嬉しいスープを再現した。

材料、調理方法ともに斬新なものはないかもしれないけれど、よぉく炒めたソーセージのうま味とキャベツの甘みが鶏ブイヨンに溶け出して、そのスープを吸い込んだじゃがいもがほっくりとおいしいスープ。ポトフみたいだけれども、もっと手間も時間もかからずに作れて、あぁおいしい!と感じられる熱々の汁物を朝に食べられるのはとても幸せ。

主菜がある夜には少し重たいかもしれないので、時間のない朝やひとりお家ごはんが似合う。粒マスタードを添えるとより大人好みのシュッとしたお味に仕上がるので、ぜひお試しあれ。

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写真に撮ると、器の青が強すぎる。実物はとても綺麗なのだけれども。

 

少し前に旅のお土産を実家に送った。すぐにつまめるお菓子などは食卓の上に常備されているので、箱、中身の両方がとても可愛いクッキーもその仲間入り。以下電話での会話:

「送ったクッキー美味しかった?」、「おやつに頂いてるよ。そうそう、姪っ子があの箱カワイイから欲しいって」、「クッキーは気に入ってはった?」、「…いややわ。中身をあげることまで考えが及ばなかった(笑)」

箱が欲しいというのは、中のお菓子が食べたいという気持ちも含んでいるのではなかろうか…。意図を汲んでもらえずかわいそうな姪っ子である。空箱になる前に、その中身を、クッキーをあげて。

<ごはん日記>