300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

47冊目『365日のめざましスープ』から4回めは真っ赤なトマトと半熟目玉焼きのスープごはん

[47-4]『365日のめざましスープ』より4回めは真っ赤なトマトと半熟目玉焼きのスープごはん(p.37)

有賀薫著、 株)SBクリエイティブ発行、 デザイン 斎藤雄介、撮影 有賀薫、佳川奈央、編集 田上理香子、 2016年3月30日初版発行

少し足早に歩くと汗ばむ気温だけれど、人は寒いと言う月曜は真っ赤なスープごはんから始まる。

調理時間:10分ほど

主な材料:4つ割りにしたトマト(ミニトマトなど)、卵、ごはん、オリーブオイルなど 

調理の流れ:オイルを熱した鍋にトマトと塩を入れて、まずはトマトの水分で煮てから少しずつ水を加えてスープ状にし、塩胡椒で味を整える。フライパンで油を多めに敷きながら半熟目玉焼きを焼く。器にご飯を盛り、スープ、目玉焼きを盛り付ける。

出来上がった料理:「堂々食べたいスープごはん」より、くつくつと煮詰めたトマトのあま味がどぉんと伝わってくるスープごはんを再現した。

朝起きて、眠いなぁと思いながら野菜室の中からトマトを取り出してまな板の上で切るとパッと目が覚める赤が飛び込んできて、酸味のある香りにはっとさせられる。ちゃちゃっとトマトを切ったらあとは火に任せる。くつくつコトコト音を立てる鍋に適当に水分を補いながら、真っ赤なスープの出来上がりを心待ちにする。時間のない朝だから、冷やご飯でも大丈夫。トロンとしたスープは熱々なので、冷たいごはんの方がかえって食べやすいかもしれない。その辺りはお好みで。画像の目玉焼きは表面が白っぽくて、半熟じゃないんじゃない?と思われるかもしれないが、スプーンを割り入ればとろんと黄身が流れ出て来る。トマトの濃厚なうま味に、トロトロの黄身が加われば美味しくない筈がない。

f:id:mutsuki:201712rtss

台所から流れてでる、誰かがあなたのために作ってくれている料理を煮込む香りで目覚める朝って、気温が低くても心が少し温まる気がしませんか。 

 

朝ごはんにスープごはんを食べた後は、京都に移動。どうしても東京に戻らねばならない日はあるが、期限ギリギリまで居るかどうか、現時点では状況が読めないので帰りのチケットは予約せず。仕事に響くため今回はmacbookも連れて帰っているが、料理本のレシピ再現はしばらく休止して、代わりに京都情報などを更新するかも。

東京駅で信任状捧呈式に向かうアフリカのベナンとエジプト大使を乗せた馬車に遭遇できたのは僥倖であったし、明日は雪が降るかもというのも、ご当地初雪遭遇率が高い私にしたら京都でもか!という感じである(笑)

www3.nhk.or.jp

 

<ごはん日記>