300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

47冊目『365日のめざましスープ』から5回は黒胡椒と牛肉、玉ねぎのスープ

[47-5]『365日のめざましスープ』より5回めは黒胡椒と牛肉、玉ねぎのスープ(p.92~)

有賀薫著、 株)SBクリエイティブ発行、 デザイン 斎藤雄介、撮影 有賀薫、佳川奈央、編集 田上理香子、 2016年3月30日初版発行

今朝の東京は手袋を初めて身につけたくなる寒さ。ここ数年は手袋、マフラー無しで生活してきたが、要るかなと思わせる月曜はびっくりするほど温まるスープを。

調理時間:3~40分ほど

主な材料:角切りにした牛もも肉(焼肉用)、みじん切りにした玉ねぎ、オリーブオイル、黒胡椒など。

調理の流れ:玉ねぎをみじん切りに、肉は小さめの角切りにする。鍋にオイルを熱し、玉ねぎをじっくりと茶色になるまで炒める。肉、水、塩を加えて加熱し、アクを取り除きながらしばらく煮る。表面が黒くなるくらいまで黒胡椒を挽き入れる。

出来上がった料理:しびれる香りと辛み!胡椒が主役のスープ」という章のタイトルの通りのスープを再現した。玉ねぎをみじん切りする手間と、じっくり炒める時間も必要だけれど、食べているうちに汗がじんわり額に浮き出て、体に力が湧いていくるスープ。味付けは塩のみなので、最初は味が薄く、胡椒のパンチばかりが目立つようにも感じられるが、食べていくうちに玉ねぎの甘みと肉から出てくるうまみが染み入る美味しさ。平日の朝ではなかなか時間がないだろうから、冬の休日のとっておきとしてぜひ。

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朝、食べたばかりなのにこうして書いているだけでまた食べたくなる。スープの魔法かな。

 

東京でも京都でも師走はシーズンなのか、引っ越し業者をよく見かける。うちのマンションでも把握できている限り、2軒立て続けて退去。他の部屋にも新居者があったようで、先ほどまでどこかの部屋で鳴り響くマニアックな音楽が換気扇から漏れ聴こえてきて、1日なら耐えられるけれど、これが毎日ならどうしようとドキドキする。集合住宅で暮すことに利点は色々あるけれど、騒音、タバコの煙やゴミ置場でのマナー等、慣れないと、受け入れられないとお互い難しいのも確かで。

eminemの新譜がやたらに格好良くって、youtubeを貼り付けようとしたが日本は公式のエリア外だったので少し前のフィンランド・ソウルを。


Tuomo : Don't take it too hard

<ごはん日記>