300と数十日の食卓

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48冊目『〆まで楽しむおつまみ小鍋』から初回はかぶと鶏肉のチーズ鍋

[48-1]『〆まで楽しむおつまみ小鍋』より初回はかぶと鶏肉のチーズ鍋(p.24~)

高橋雅子著、 株)池田書店発行、 デザイン 柳田尚美、撮影 鵜澤昭彦、スタイリング 宮嵜夕霞、 編集・構成 吉原信成、2017年10月30日初版発行 

もくもくとした雲が紫に染まりと空の淡い色とのコントラストが美しくて、これだから早起きして散歩するのはやめられないと感じた月曜は簡単小鍋を。

調理時間:20分ほど 

主な材料:そぎ切りにした鶏むね肉、くし切りにした蕪、黒胡椒、ピザ用チーズ、固形スープの素など

調理の流れ:小鍋に水、スープの素、塩を入れて沸騰させる間に蕪、鶏肉を切る。沸騰したら蕪を入れ柔らかくなってから鶏肉を加えさっと火を通す。最後にチーズ、黒胡椒をふる。

出来上がった料理:「第1章 2つの具材のカンタン小鍋」より、疲れて帰ってきてもすぐに作れて、洗い物も少ないチーズ鍋を再現した。蕪に鶏むね肉の組み合わせだと、淡白であっさりした味に仕上がるのかな?と思いきや、ブイヨンあるいはコンソメスープの素でしっかり洋風で、程よいコクが出るので、みんなに好まれる味に仕上がる。さらにとろけるチーズも加わるので、お腹を空かせた人でも大満足の食べ応えになるし、何より失敗知らずの料理になる。注意を払うなら、蕪はすぐに柔らかくなることと、鶏むね肉は煮込みすぎると固くなるという2点。

蕪の甘みと口どけの優しさにホッとする。このお鍋にはもも肉よりもあっさりとしたむね肉の方が似合う。料理の仕上がりをあえて白で統一された感があるのでガラッと印象は変わるが、もも肉を使う場合は、チーズの代わりに食べやすい長さに切ったほうれん草など加えると美味しいかも。

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〆はリゾットが提案されているが、牛乳少々、くるくるっと丸まったフェットチーネ(乾麺)を入れて、煮込み仕上げにとき卵を入れるのもおすすめ。 

 

George Michaelがあちらに行ってしまってから早一年。今年も変わらず"last Christmas"がFMから一日に幾度も流れ、彼の思い出や人となりを語らう特別番組も組まれて、今まで知り得なかったことを通じて、楽曲を聴く楽しさが増えた。20曲しか無いWHAM!のオリジナル曲を選ぼうかと思ったのだけれど、1992年ウェンブリースタジアム行われたFreddie Mercury Tribute ConcertでGeorgeがFreddieのために歌ったこの曲を。

このDVD欲しい。


Queen & George Michael - Somebody to Love (The Freddie Mercury Tribute Concert)

<ごはん日記>