300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

49冊目『このひと皿でパーフェクト、パワーサラダ』から2回めはハムステーキとスイートポテト、カッテージチーズのサラダ

[49-2]『このひと皿でパーフェクト、パワーサラダ』より2回めはハムステーキとスイートポテト、カッテージチーズのサラダ(p.38~)

坂田阿希子著、 学)文化出版局発行、 デザイン 湯浅哲也、撮影 邑口京一郎、スタイリング 久保原恵理、 編集 松原京子、浅井香織、2017年6月5日初版発行 

家の中で凍えるのは勘弁して欲しいが、外気のつんとした寒さが好きな身としては、よい気温の木曜は南国の雰囲気が漂うサラダを。

調理時間:10分強 

主な材料:厚切りロースハム、ロースハムと同じ厚さに切ったパイナップル、サツマイモ、サラダほうれん草、ルッコラ、オリーブオイル、ローストしたピーカンナッツ、カッテージチーズ [ドレッシング] メープルシロップ、白バルサミコ酢、塩、胡椒、フレンチマスタードなど

調理の流れ:ほうれん草、ルッコラは冷水に放ちパリッとさせてから(あればサラダスピナーを使い)水気をよくきり、食べやすい長さに切る。サツマイモはオーブンで焼き、皮をむき、切る(オーブンがなければスーパーで売っている焼き芋でも良いと思う)。オリーブオイル以外の調味料を混ぜ合わせてから、オイルを少しずつ加えてトロッと乳化させる。フライパンに油を入れ、ハムとパイナップルを両面色よく焼く。ハムは食べやすい大きさに切る。器に緑野菜、ハム、パイナップル、サツマイモを盛り、ナッツ、チーズをトッピングし、ドレッシングを回しかける。

出来上がった料理:厚切りハムとパイナップルの取り合わせが美味しいのはわかっているが、そこにサツマイモ、緑野菜にナッツとチーズも合わせて、この一皿でお腹が本当にいっぱいになるサラダを再現した。

メープルシロップの甘さはバルサミコ酢を加えることで際立ち、パイナップルの酸味を和らげている。柿ピーを食べる時と同じように、サツマイモか、パイナップルのどちらをハムのお供に選ぶか、取り合わせを考えながら食べるのも楽しい。

食物繊維が豊富、かつふにふに柔らかい食感が面白いのでサツマイモがレシピに入っているのかもしれないが、無いなら無くとも大丈夫。わざわざ買いに走る必要はないだろう。ピーカンナッツについても普段アメリカ菓子を作っている人なら持ち合わせがあるだろうが、近所のスーパー数軒回っても見当たらなかったのでクルミで代用した。おもてなしに作る場合レシピに従ったほうが吉だけれど、普段お家で作るならレシピ指定の材料をそのまま全て揃えなくとも良いと思う。なんとなくでもこの取り合わせはいけるんじゃないかなと冒険したり、イマイチだったか…と致命傷にならない程度の失敗を繰り返して、お料理の腕は磨かれていくもの。

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薄切りはいたって普段着だが、厚切りハムになると途端にお中元、お歳暮や、関西なら三田屋さんなど高級なイメージになるのって面白い。

 

新MacBookを導入してから指紋認証には随分お世話になってきたが、職業柄もあってこのところ乾燥がひどくなった指紋は私のものだと認証してもらえず、かつてのようにpass wordを入力せざるを得なくなった。余裕があればハンドクリームは塗り込んでいるのだが、到底追いつかず、ひび割れを起こしていないだけ良しとしよう。

ハンドクリームについては、生クリームで有名な中沢フーズのマシュマロハンドクリームを愛用していたのだが製造中止になったようなので、ニュートロジーナのインテンスリペアに切り替えた。そのほか頂き物のハンドクリームも取り混ぜて使っているのでどれが効くのかわからないが、前述の通り洗い物の回数も量もかなりのものなので、どれを使っても大差ないというのが正直なところ。

<ごはん日記>