300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

57冊目『料理が身につくお弁当』から4回めはのっけ弁当

[57-4]『料理が身につくお弁当』から4回目はのっけ弁当(p.42~)

角田真秀著、PHP研究所発行、撮影 今清水隆宏、デザイン 福間優子、スタイリング 朴玲愛、取材・原稿 福山雅美、 2019年3月27日初版発行 

朝からカラッと晴れた金曜日。通常は休館日のジムもGW対応で開いていて、avicciiを聴きながら頭の中に渦巻いていた雑念を振り払う。

調理時間:20分ほど(炊飯時間は除き)

主な材料:[豚しょうが焼き] 豚こま切れ肉、くし切りにした玉ねぎ、小麦粉、すりおろしたしょうが、しょうゆ、トマトケチャップ、酒、みりん、サラダ油 [ほうれん草のごま和え]  茹でたほうれん草、しょうゆ、みりん、白いりごま [白菜の酢和え] ざく切りにし塩もみした白菜、酢、砂糖、オリーブオイル [ラディッシュの塩昆布和え] 塩入りの湯でさっと茹でたラディッシュ、塩昆布、しょうゆ

調理の流れ:[豚しょうが焼き] 豚こま切れ肉に小麦粉をふりかけ、合わせ調味料を加え混ぜる。フライパンに油を入れて熱し、玉ねぎが柔らかくなるまで炒めたら豚肉を汁ごと入れて水気がなくなるまで炒める。 [ほうれん草のごま和え]  ほうれん草を食べやすい長さに切り、調味料で和える。 [白菜の酢和え] ぎゅっと水気を絞った白菜と調味料をよく混ぜる。 [ラディッシュの塩昆布和え] ラディッシュを4等分に切り、調味料を和える。
手順として、白菜は前夜に仕込んで良いので、当日は豚肉しょうが焼き→ラディッシュ→同じお湯でほうれん草

出来上がった料理:大好きな人が多い豚しょうが焼きのお弁当を再現した。
あらかじめ豚肉に小麦粉を薄っすらはたくことで汁気が出にくく、味をぎゅっと閉じ込められる。レシピの分量を見た際にトマトケチャップが入るからしょうゆの量が少ないのかな?と感じ、何度か作り直してみたが、やはりわたしには塩気が薄く感じられるので、下準備で軽く塩をすることに。(お弁当のメインはちょっと濃いめの味が好き)
しょうが焼きとほうれん草のごま和えの相性ってとっても良いのね。緑の色味とごまの甘みで準主役級の働きをしてくれる。そして、白菜の酢和えのきゅうっとした歯ごたえが実に美味しい。簡単に作れて、箸休めになるので(多分中学生以上の)お弁当の副菜として大活躍すること請け合い。ラディッシュは茹でるとせっかくの鮮やかな紫が飛んでしまうので、もったいないかなぁ。生のものをバターにつけて食べるくらい好きだから特有の辛みは気にならなくて、だからそう思うのかもしれないけれど。

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書籍化されているレシピでもいくら再現しやすいように考えられたレシピでも、各々の使っているしょうゆ、塩などによって、何より素材によって調味料の加減が難しい時がある。自分でちょっとくらい調整しちゃって良い。味見をしながら作ること、自分が作ったご飯が美味しいことを心から楽しもう。

 

このところ人に会うたびに切ったね髪の毛!と驚かれる。p!nkまでとはいかないが、引っ越すまでに出来るだけ短くしていく所存。
ストリーミングサービスの時代といえども、先日の電気グルーヴのように突然音源が入手出来なくなるなんてことがまだ起こり得る日本。GWの狂騒が終わったらp!nkのも含めて、欲しい音源を買いに渋谷タワーレコードに行こう。

さて、10連休を取れた人もそうでない人も、五月の鮮やかな緑や太陽が沈みゆく空を愛おしく感じられる週末を!


P!nk - Walk Me Home (Official Video)


<ごはん日記>