300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

22冊目『韓国温めごはん』より6回めはクッパ

[22-6]『韓国温めごはん』より6回めはクッパ(p.18)

青山有紀著、大和書房発行、 撮影 神林環、ブックデザイン 草野リカ、 2011年12月30日第1版発行 

からっと晴れているけれど、大寒波の余韻の残る水曜はお出汁をかけて食べるご飯を作る。

調理時間:10分以内

主な材料:牛肉切り落とし、椎茸、大根、青ねぎ、にんにく、溶き卵、酒、しょう油、鰹だし汁、ごま油など

調理の流れ:鍋にごま油とおろしニンニクを入れて熱し、色が変わるまで牛肉を炒めたら、酒、出汁、大根を加え柔らかくなるまで煮る。スライスした椎茸、ねぎ、調味料を加え、味が整ったら溶き卵を入れる。

出来上がった料理:かつお節でとった出汁に牛肉の旨味が加わって、するする口に入っていく韓国のお米料理。透明になるまで煮た大根のしゃくっとした歯ごたえと、むにむに柔らかい椎茸の食感を楽しみながら、牛肉をしっかり口の中で味わったら、出汁を飲んでふぅっと一息。出汁と一緒にご飯を食べると卵と刻み海苔という脇役のすばらしさもよくわかる。

身体もじんわり温まって、今日もよい1日だったと締めくくれるしみじみと美味しいごはん。(レシピには青ねぎが指定されているが、今回は三つ葉を使った)

f:id:mutsuki:201701ku

焼き肉やさんに行くと〆は冷麺を頼むので、クッパは自宅で作って食べる。疲れて帰ってくると夕食に食べるクッパの鰹だしの味がやさしくてほっとする。この味付けなら、おうちごはんなら、カルビじゃなくて、切り落としのお肉が丁度良いんだなぁ。

ピコ太郎が3月に武道館でライヴというニュースが入ってきた。昨年8月にふなっしーも同会場で単独公演をしているが、氣志團高見沢俊彦なども出演しお客さんを楽しませた模様。4月には相当数の大学入学式の会場として使われる武道館だが、音楽好きにはロックの殿堂というイメージが強い。何度も音楽を聴きに行っているが、この動画を観た時には、思わず拳を握りしめたほど興奮した。これだけダイバーが飛ぶアリーナの景色を生で観たかった。ken yokoyamaを聴きたかった。


Ken Yokoyama- I Won't Turn Off My Radio- from DEAD AT BUDOKAN RETURNS

<ごはん日記>