1冊目『鎌倉OXYMORONのスパイスカレー』より 8種の野菜とラムのスープカレー
[06]1冊目『鎌倉OXYMORONのスパイスカレー』より6皿目の「8種の野菜とラムのスープカレー」(p.32~)
村上愛子 著、株)マイナビ 発行、スタイリング 平真実、村上愛子、写真 安彦幸枝、編集脇洋子
あっという間に6皿目となった。
玉ねぎ、にんじん等の野菜とラム肉を同じ大きさの角切りにする手間はかかるし、ラム肉自体が入手しにくいこともわかっている上で、敢えて紹介したいカレー(ラム肉が苦手な方は、読み流して下さい)
いろんな野菜の旨味が染み出したスープで作るカレーは優しい味だと想像していたが、主役のラム肉の働きにより、個性的で、こちらのイメージを超えて美味しいスープカレーを作ることが出来た。本書のレシピに従って、これまでに作ってきたカレーの中で、ここまで予想を(良い意味で)裏切られたのは初めてで、次のビックリ美味しい味に出会いたくて別のレシピも試していきたいが、他にも紹介したい本もあるので、どうしようか悩んでいる。
そうそう、筆者が勧めているように食べている途中でアリッサ(北アフリカで使われる辛味調味料)を加えると、ぐっと味がしまることも確認。
(レシピは記されているが今回手作り出来なかったので、有元くるみさんのアリッサを使わせていただいた)
カレーをスプーンですくう度に、違う取り合わせの野菜と肉を楽しめるので、1.5cm大の角切りをした時間も無駄じゃなく、美味しくなるための工夫なんだ。