300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

20冊目『今夜はこの鍋で決まり!』より2回めは鮭とキャベツのみそ蒸し鍋

[20-2]『今夜はこの鍋で決まり!』より2回めは鮭とキャベツのみそ蒸し鍋(p.34)

藤野嘉子、瀬尾幸子、堤人美、坂田阿希子著 社)家の光協会発行、 撮影 木村拓、スタイリング 佐々木カナコ、デザイン 米持洋介、 2016年11月7日第1版発行

日差しのあたたかい金曜日。仕事のピークとなる週末を見据え、手早く作れる鍋を再現。

調理時間:15分以内

主な材料:生鮭、キャベツ、にんにく、だし汁、鮭、みそ、みりん、バターなど

調理の流れ:鍋に野菜と鮭、バター、だし汁に酒をかけてフタをして蒸し煮にする。しばらく火にかけたのち、みりんで溶いたみそをかけさらに蒸す。

出来上がった料理:本日は瀬尾幸子さんのレシピで北海道の郷土料理・ちゃんちゃん焼き風のお鍋。水分を少なめにして蒸し煮にすることでキャベツが甘く、鮭はふっくらと仕上げられる。だし汁にみそとバターを入れることでコクが出て、バター特有の甘い香りも漂い、こどもから大人までごはんがどんどん進むお味。

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ラクうまごはんが大ヒット中の瀬尾さんらしく野菜とたんぱく質の2種の材料で手軽に作れ、まず失敗せずに美味しく作れる明快なレシピとなっている。素材が少ないと買い物、料理することや、つけだれ不要で洗い物が少なくてラクなのにきちんと美味しい。今回初めて瀬尾さんのレシピで料理を作ったが、人気な理由が垣間見えた。

職場の2/3のスタッフが鼻声で疲れの気配がそこはかとなく漂っているなぁと心配していたら、今朝から一瞬くらっとくる程度に頭が重い。栄養剤の力を借りてでもこの土日を乗り越えよう。通勤時にマスクをかけている人が目立つようになってきた師走。週末にしか済ませられない家事も増えてきますが、おうちで過ごせるのに疲れきるのもやなもので、すこしでもあたたかい時間が流れますように。

ごはん日記