300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

番外編 ぎゅうぎゅう蒸しのススメ

[番外編] ぎゅうぎゅう蒸しのススメ

木曜から金曜に時計の針が進んだあたりから、身体が、次に喉が熱くなり始めて本格的な風邪にやられたため更新が滞りました。買い物に行く体力も惜しかったので、本日はおうちにあるもので作れる料理を。

調理時間:25分ほど

主な材料:野菜室にある野菜(今回は、キャベツ、エリンギ、いんげん、玉ねぎ、ズッキーニ、にんにく)、オリーブ、カレー用角切り豚肉、出汁(顆粒鶏ガラスープ、ブイヨンを水で溶いたものでも可)、白ワイン、赤唐辛子、ローリエなど

調理の流れ:(下準備)キャベツはざく切り。エリンギ、いんげん、玉ねぎは食べやすい大きさに切る。にんにくは薄切りにする。

鍋にキャベツを敷き、切り分けた野菜、にんにく、赤唐辛子を入れ、一番上に豚肉をのせたら軽く塩こしょうをして、ローリエ、オリーブオイル、出汁少々、白ワインをじゃあっとまわしかけ蓋をして20分ほど蒸す。火加減は最初の5分ほどはやや強火、その後は弱火で。肉に火が通ったら粒マスタードなどをつけながら食す。

出来上がった料理:長尾先生の御著書『食べ方帖』を再現している最中だが、買い物や食べる元気もあまり無いので、先月ごろよりネットで人気のぎゅうぎゅう蒸しを紹介する。

難しいことは抜きで、美味しくつくれる鍋料理なのだが、ポイントは3つ。

①野菜はぎゅうぎゅうに詰めてなるたけたくさん入れる。最初は蓋がうまく閉められないくらいでも、火を入れていくうちにぐんとかさが減るし、追加でキャベツを入れたくなるほど美味しく食べられるので。

②うちの土鍋を使った場合は、蒸している間に野菜からの水分がたっぷり出るので、加える出汁や水の量はまずは少なめに。途中蓋をあけてみて、焦げそうなら水を加える。

③ひとり暮らしなら、たっぷり作って一度だけでなく二回目も楽しもう。〆に何を食べたいかで使う野菜やスパイスを組み立てることも楽しむ→今回はパスタを和えたかったので、イタリアっぽい野菜を使った。おうどんや雑炊を食べたいなら、大根、蕪、ごぼう、椎茸類にねぎ、生姜と油揚げに出汁と日本酒の取り合わせも美味。

ともかくお野菜をたくさん食べられるお料理。料理に使い切れず余っている玉ねぎ半分や、しなびかけているにんじん、根菜でとっても美味しく作れるので、ぜひお試しあれ。(既に3回以上繰り返して作っているほどお気に入り)

f:id:mutsuki:201706gs

豚肉を入れる前。出汁やワインは隠れていて見えない。

f:id:mutsuki:201706ggm

 20分ほど蒸した後は鍋のふちまで水分が出る。

 

週末友だちとメッセージのやりとりをしていたら、6月2週目は風邪で倒れてる場合じゃない!とお叱りを受ける(笑)そりゃそうだ。stingの来日コンサートが始まるし、その他にも予定が詰まっている。本日(stingの初日)はお声をかけてもらって神田のイベントを手伝っています。お近くの方、お気軽に遊びにおこしください。

日時:6月6日(火)14:00 open 〜 21:30 close 
場所:サカキラボ 東京都千代田区神田小川町3−6−8 伸幸ビル6F
出店者:うえとsalon&bar(カクテル、ビール) 、お菓子教室シトロン(クレープ) 、salumeria69(生ハム&サラミ) 、ビアンカーラ(自然派ワイン&パン) 、らすとらあだ(蕎麦)*17時頃からのご提供開始となります。 VIA THE BIO(チーズ)*17時頃からのご提供開始となります

www.labpaper.jp

 <ごはん日記>